金利を比較してからカードローンに申込めばよかったと後悔しました【体験談】

これまでに3つの銀行でローンを組んだ経験を語ってくれた西村さん

「お金を借りたいけれど、どう選べばいいのかわからず、とりあえずメインバンクのカードローンに申込んでみた」

こんな方は意外に多いと思います。

でもちょっと待ってください。

申込み前に金利の比較はしましたか?

金利などの借入れ条件をよく調べずに決めてしまうと、あとになって すごく損をしてしまうかもしれません。

今回お話をうかがったのは、これまでに3つの銀行でローンを組んだ経験があるという主婦の方です。

彼女はまず、メインバンクでカードローンを組むものの、それが高金利のローンだと気が付きます。

その後は、ローンを組む前にかならず金利の比較をするようになったとのことです。

彼女の失敗経験から、私たちがどのようにローンを選べばいいのか、学ぶことができるはずです。

体験者の情報

名前:西村 優子(仮名)
性別:女性
職業:専業主婦
当時の年齢:30歳
借入件数:3件
会社名(借入先):十八銀行、親和銀行、JAバンク
利用時期:2008年~2014年(現在)
借金の合計額:140万円(住宅ローンは除く、ローンの名義はすべてご主人)

何も考えずに組んだローンは高金利だった

お話をうかがったのは、長崎県にお住まいの西村優子(仮名)さん、36歳。

現在は主婦業のかたわらパートで働かれているそうです。

西村さんのお宅では、これまでフリーローンやマイカーローンなど、複数のローンを3つの銀行で利用してきました。

「最初は何も考えずにローンを組んだのですが、あとでそれがすごく金利が高いと気づいて...」と話す西村さん。

それ以降、金利などの借入れ条件をしっかりチェックしてから選ぶようになったとのこと。

今回は、西村さんの失敗のご経験から、ローンを選ぶうえで参考になるお話を聞かせてくださいました。

まずはメインバンクのカードローンを利用してみた

― ご家庭の状況を教えてください。

私は中国の出身です。22歳の頃に来日し、日本人の夫と結婚しました。

現在は、夫と6歳になる子どもと3人暮らしです。主婦をしながらパートもしています。

夫の月収は25万円ほどで、余裕のある生活ではありません。

ですから、これまでに何度もローンを利用しています。

― はじめてローンをご利用になられたのはいつですか?

少しだけクセのある日本語で話して下さった西村さんは中国生まれ。

今から6年ほど前の2008年です。

旅行費用が足らず、銀行カードローンに申込みました。

貯金は少しありましたが、ちょうど子どもが生まれる前だったので、そのお金には手を出したくなかったんです。

翌月には夫のボーナスが出ることになっていたので、すぐ返すつもりで十八銀行カードローン(※1)から10万円を借りることにしました。

※1
十八銀行は、長崎県長崎市に本店を置く地方銀行です(編集より)。

― なぜ十八銀行のカードローンを選んだのですか?

十八銀行には夫の給与振込口座があり、普段からメインバンクとして使っていました。

いつもカードローンを勧められていたので、申込んでみたんです。

― どのような手続きがありましたか?

申込みは私の名前ではなく、夫の名義です。

私名義で申込むと、新たに口座を開設したり、カードの発行までに時間がかかったりと大変ですから。

申込みは銀行の窓口で行いました。夫の代わりに私が手続きをしたので、委任状が必要でしたね。

あとは、申込み用紙と運転免許証のコピーを提出しました。

― 申込み時に、どのようなことを聞かれましたか?

書類には年収を記入する欄があり、「350万円」と書きました。

審査結果はすぐに出て、翌日にはローンカードが発行。早かったですね。

限度額は200万円、金利は18%でした。

そして当初の予定通り、旅行に必要な10万円だけ下ろしました。

― 返済はどうされましたか?

翌月に夫のボーナスが出ると、すぐに一括で返しました。

それでも利息は1,800円ほどかかりましたが。

保険の貸付制度の低金利に驚き!

― その後も十八銀行のカードローンを利用されましたか?

ローンの名義はすべてご主人。でも手続きは奥様が行うことがほとんどだそうです。

はい。最初の利用からしばらくして、今度は生活費のために30万円を借りました。

この頃、夫の会社が不景気で残業代カットになり、月収が4万円ほど減ってしまったんです。

私も出産直後で働けなかったので、借りるほかありませんでした。

― 返済は順調でしたか?

返済額は月1万5千円。少額なので遅れることなく返していました。

でも返済額が低いと利息がかさみますよね。

そこで、子供が1歳になってから、私もパートに出て働きはじめました。

すると繰上げ返済ができるようになったんです。

さらに、夫の母から「少しでも早く返したほうがいい」と10万円を援助してもらったので、それも返済に充てました。

おかげで借入から半年後には、完済することができたんです。

― 十八銀行のカードローンを利用されてみて、どう思いましたか?

すごく金利が高いと思いました。

しかも、十八銀行よりずっと低金利でお金を借りる方法があることを知ったので、後悔しましたね。

たまたま郵便局に行った時、「郵便局の簡易保険には貸付制度があり、金利がかなり低い」ことがわかったのです。

この貸付制度の金利はたったの1.5%。

十八銀行の18%と比べると雲泥の差です。

我が家も郵便局の簡易保険には加入していたので、「失敗した!」と思いました。

もしこの貸付制度を知っていたら、十八銀行のカードローンは利用しなかったでしょうね。

住宅ローン利用者には優遇金利があった

― 他の銀行のフリーローンも利用されているようですね?

「子どもが生まれてからは、ずっと生活が苦しいですね」と話す西村さん。

はい。
2012年、今度は親和銀行(※2)のフリーローンに申込みました。

これも夫の名義で、自宅のリフォーム資金として借りたものです。

リフォームや新しい家具や家電を買うために50万円を借りました。

※2
親和銀行は、長崎県佐世保市に本店を置く地方銀行です(編集より)。

― 親和銀行を選んだ理由は?

実は親和銀行の住宅ローンを利用して、家を購入していたのです。

「住宅ローンを組むと、他のローンも優遇金利が適用される」と聞いていたので、フリーローンも利用することにしました。

このフリーローンは400万円の枠があって、金利は2.5%。

かなりお得だと思いました。

― フリーローンの返済プランはどうなっていますか?

現在は住宅ローンを毎月5万円ずつ払っていて、それに2万円を上乗せするかたちで、7万円ずつ引き落とされています。

このフリーローンは、2016年に完済予定です。

さらに低金利だったJAバンクのマイカーローン

― JAバンクのマイカーローンも利用されたのですね?

「マイカーローンの金利はどうしても2%以下にしたかったですね」

はい。
今年(2014年)、中古の軽自動車を購入したのですが、その時にJAバンクで50万円のローンを組みました。

こちらも最初は優遇金利が適用される親和銀行でローンを組むつもりでしたが、「もっと低金利のローンがあるかもしれない...」と思って調べてみたんです。

するとJAバンクの金利がすごく低いと知りました。

親和銀行のマイカーローンの金利が2.5%だったのに対し、JAバンクはなんと1.9%。

迷わずJAバンクを選びましたよ。

― どういった手続きが必要でしたか?

JAバンクでローンを組むためには、まずJAの会員にならなければいけません。

会員になるには1口500円、最低10口以上の出資金が必要で、最初に5,000円支払って会員になりました。

さらに窓口で身分証を提出して、JAバンクで口座を開設しました。

この時、ローン機能のついたキャッシュカードも作らされましたね。

それから審査が下りるまで4日間ほどかかりましたが、無事に審査に通って、50万円、金利1.9%のローンを組むことができたんです。

― 返済プランはどうなりましたか?

月々12,800円ずつ返済で、ボーナス払いはありません。

これから3年近く払い続ける予定です。

個人的に満足度の高かった銀行ローン

― たくさんのローンを利用されていますが、今の感想を聞かせてください

「クレジットカードもあまり作らない方がいいですよね...計画的に使わないと大変なことになります!」

当たり前のことですが、ローンを組むと、金利がかかります。

もったいないですから、使わずに済むのなら、それに越したことはないですよね。

でも、どうしても使わなければいけない事情があるのなら、しっかりと金利を比較したほうがいいですね。

最初に組んだ十八銀行は担当者にすすめられるがまま...といったような感じで申込んでしまいましたが、それではダメですよね。

「もっと低金利のローンはないか」調べに調べまくるべきだと思います。

― 十八銀行、親和銀行、JAバンクのうち、一番おすすめなのはどこの銀行ですか?

もちろんJAバンクですね。

手続きには時間がかかりましたが、金利の低さが魅力です。

ただし、接客・サービスは親和銀行が一番でした。

金融の専門用語を使わず、素人の私にもわかりやすく説明してもらえました。

利息や返済額がいくらになるかを質問すると、具体的な金額も教えてくれました。

他の銀行は、事前相談の段階で利息や返済額について聞いてもハッキリと答えてもらえませんでしたね。

― 今後もローンを利用される予定はありますか?

これまで契約した銀行からは、年に1~2回「また利用してください」というハガキが届きますが、今のところは抱えているローンの返済だけ手いっぱいです。

でも、子供が成長したら、いずれは学資ローンを組むことがあるかもしれませんね。

その時は、これまでの経験から、金利はしっかり比較して選ぶつもりです。

インタビューを終えて

「本当はできるだけローンを利用したくなかった」と話す西村さん。

しかし、家計の事情でやむを得ず利用するご家庭も多いと思います。

西村さんも話されていたように、ローンを利用するなら、必ず金利の比較をしましょう。

比較する際は、次のような手順がおすすめです。

  • 1すでに「お得意さん」となっている銀行の金利を調べる
  • 2JAバンク、ろうきん、地銀、信用金庫など、低金利の金融機関の金利を調査
  • 3すでに契約している保険があれば、貸付制度が利用できるので、その金利を調査

まず、メインバンクや住宅ローンを組んでいる銀行など、よく利用する金融機関で優遇金利が適用されるかどうか調べましょう。

そして、より低金利な金融機関がないかを調査します。

特に JAバンク や ろうきん は、都市銀行と比較すると低金利の商品(ローン)が多いです。

ちなみに、中央ろうきんのカードローンと消費者金融、銀行カードローン、信用金庫カードローンを比較していますので、こちらも参考にしてみてください。

また西村さんも気がついたように、保険の契約者貸付制度を利用する方法もあります。

保険を契約しているのなら、利用できるかどうか調べてみましょう。

保険の貸付制度は低金利なうえに、利用しても信用情報に登録されません。

また、下調べするなら、ホームページを見るだけでなく、窓口で詳しい説明を受けるなど、自発的に動くことも大切ですね。

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