これは怖い!アコムを長期延滞して差押え・裁判になるまでの流れ

前回は、アコムで延滞しそうになったときの対処法や、アコムからの取り立てについて紹介しました。

今回はさらに延滞が長引いたケースを想定して、下記のことに触れていきます。

  • アコムで長期間延滞することによる悪影響
  • 訴えられたときの流れ・差押えを阻止する方法
  • 借金の時効について

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これだけは抑えたい!アコムで延滞してしまったときの対処法

延滞すると他のローン審査に通らなくなる?

アコムで延滞すると、取り立ての連絡がくることは先ほど説明しました。

でも、イヤなことはそれだけではありません。

ここからは、アコムで延滞すると、さらに悪影響があるのか、説明していきます。

アコムのキャッシングカードの利用停止

アコムは、利用者の信用度をポイントで算出しています。

そのとき参考にしているのは、下記のような情報です。

  • 利用実績(これまでの借入状況、返済状況)
  • 信用情報(後ほど説明)
  • 属性情報(年収や勤務先といった個人情報)

ポイントが高いほど、信用度が高いということです。

仮に返済が1日でも遅れたら、ポイントは下がります。

延滞が長引いたり、繰り返されたりするとその度にポイントが下がります。

こうしてポイントが下がっていくと、利用限度額の増額対象から外れる可能性があります。

さらには、キャッシングカードを止められ、追加の借入れできなくなってしまうこともあるのです。

そうなったら最後、利用限度額に余裕があっても追加借入れできないので、ただ返済だけしていくことになります。

他のローン・クレジットカードの審査に通らなくなる

アコムで延滞して91日以上経過すると、あなたの信用情報(※6)長期延滞という事故情報(※7)が登録されます。

ローンやクレジットカードの審査の際、金融業者は必ずあなたの信用情報を確認するので、そこに長期延滞の記録があったらまず審査に通りません。

長期延滞の登録期間は、延滞解消時から最大5年なので、その間は審査に通らないと思っておいたほうがいいでしょう。

また、新規の審査に通らなくなるだけではありません。

事故情報があるせいで、利用中のローン・クレジットカードの契約が更新されず、カードを止められてしまう可能性もあります。

※6
信用情報とは、個人のローンやクレジットカードの利用記録です。信用情報をみれば、過去および現在のローン・クレジットカードの利用状況がわかります。信用情報は信用情報機関で管理されています。消費者金融・銀行・クレジットカード会社などの金融業者は、信用情報機関と利用者の信用情報をやり取りしているのです。信用情報や信用情報機関について別途詳しく解説している のであわせて読んでみてください。

※7
契約通りに支払いが終わらず、途中で問題が起こった場合、そのことは事故情報として信用情報に登録されます(事故情報の正式名称は異動情報です)。主な事故情報は、長期延滞や債務整理です。金融事故の特集記事 もありますので、気になる方は読んでみてください。

4ヶ月が節目!延滞が長引くほど厳しくなる取り立て

延滞が4ヶ月以上になると、取り立てを行う部署が変わります。

それにともない、取り立てもこれまでと違った対応をとることになります。

具体的にどのような対応をとるのでしょう?

取り立て電話で「アコム」と名乗る

延滞が4ヶ月以上になると、携帯電話や自宅への取り立て電話で、最初から「アコム」と名乗るようになります。

それでも、本人以外に用件を話すことはありませんが、「借金をしている」と家族にばれてしまうケースも多いようです。

なお、この段階になっても、勤務先に電話をかける際は社名を名乗りません。変わらず個人名を名乗ります。

督促状の差出人が「アコム」となる

延滞期間が4ヶ月を過ぎると、督促状の差出人が「ACサービスセンター」から「アコム」に変わります。

また、督促状の内容も「○月○日までに支払いがない場合は法的措置を取る」といった厳しいものになります。

逃げ出したらどうなる?

なかには、取り立てから逃げるために引越したり、家を引き払って実家に戻る人もいます。

そういった場合でも、アコムが取り立てをやめることはありません。

督促状を送って「所在不明」で戻ってきた場合、アコムは住民票を申請して利用者の現住所を探します。

アコムにかぎらず、消費者金融やクレジットカード会社といった貸金業者は、利用者の住民票を申請することができるのです。

その結果、引越していることがわかったら、新しい住所に督促状を送ります。

もちろん差出人は「アコム」です。

また、引越し先の電話番号がわかれば、そこにも連絡します。

もちろん、最初から「アコム」と名乗ります。

アコムに訴えられたときの流れと差押えを阻止する方法

長期で延滞すると、最終的にアコムから訴えられることになります。

いつまで延滞すると訴えられるのか気になるところですが、はっきりとした決まりはありません。

しかし、少なくとも1年以上延滞している場合が多いようです。

さらに、下記にあてはまる場合は訴えられやすいといわれています。

  • 延滞金額が大きい
  • 連絡が取れない
  • 働いていて、給与収入がある

ここでは、アコムに訴えられたときの流れと、差押えを避けるための対処法について説明していきます。

訴えから差押えまでの流れ

度重なる取り立てを無視して、支払わない・連絡もしない状態をつづけていると、いよいよ法的措置が取られます。

アコムの場合は、裁判所に支払督促を申し立てます。

支払督促とは、簡単に言うと、裁判所を通じて金銭を請求する制度です。

アコムが裁判所に支払督促を申立てると、裁判所から書面が送られてきます。

「速やかに支払いをするように」というアコム側の要求、出廷の日時などが記された書面です。

この書面を無視した場合、アコム側の主張が全面的に認められることになります。

そして、「支払いをしない場合は財産を差押える」という内容の仮執行の宣言を付した支払督促が送られてきます。

この書面さえ無視して、何のアクションも起こさずにいると、いよいよ差し押さえです。

アコムが差押えるのは給与のみ

アコムが差押える財産は給与です。

預金や車など、給与以外の財産を差押えることはほとんどありません。

そのため、契約時から勤務先が変わっていない人は差し押さえられやすいといえます。

差押えられるのは手取りの4分の1

給与差押えの範囲については、法律で上限が決められています。

差押えられるのは、手取りの4分の1までです。

たとえば、手取り20万円の場合は、5万円が差押えられます。

仮に未払額が30万円だとすると、5万円ずつ6回、半年にわたって差し押さえを受けます。

借金のことを勤務先に知られてしまう

給与を差押えられると、「アコムから借金があり、しかも延滞している」ことを勤務先に知られてしまいます。

会社の規模によりますが、給与関係の業務を担当している経理、もしくは総務担当者には知られてしまうでしょう。

差押えを回避する方法

自分でまいた種とはいえ、差し押さえは極力避けたいですよね。

実は、支払督促の書面が届いた段階で対応すれば、差し押さえを避けることができます!

どのように対応すればいいのでしょうか?

すぐアコムに連絡を入れる

裁判所から支払督促の書面が届いたら、すぐに内容を確認し、アコムに連絡しましょう。

支払督促の書面を受取った時点でアコムに連絡すれば、アコムは訴えを取下げます。

そして、アコムと今後の支払いについて話し合いましょう。

たとえば、「一括返済は無理なので、月5,000円ずつの支払いにしてほしい」というように、こちらの希望を伝えれば、アコム側も最大限譲歩します。

話し合いの結果、場合によっては利息の支払いを免除してくれることもあります。

この場合、すでに発生済みの利息に加え、今後発生する利息の支払いも免除してもらえるのです。

再び支払いが滞ったら?

アコムとの話し合いで支払計画が決定したら、そのとおりに支払っていきましょう。

その後、再び支払いが滞るようなことがあれば、またしてもアコムから取り立てを受けることになります。

そして、延滞が長引くようなら、アコムは再度支払督促を申し立てます。

こうして問題を長引かせても結局は自分が損をするだけです。

はやめにアコムと話し合って、問題を解決してしまいましょう。

アコムの借金はいつ時効になる?

借金には時効があります。

アコムのような消費者金融のローンも同様です。

では、どういった場合に時効になるのでしょう?

最後の返済から10年で時効成立

借金の時効は、商法で5年、民法で10年と決められています。

アコムでは民法の時効を採用しているので、最後の返済から10年経過すると時効です。

ただし、時効は利用者側から主張しなければなりません。

もし、最後の返済から10年以上過ぎているなら、利用者側が「時効となっている」旨を書面でアコムに通知する必要があります(決まった書面はないので、手書きでもパソコンで作成したものでもOKです)。

時効になったら再び融資を受けられる?

アコムの社内記録には、利用者の情報が半永久的に残っています。

そのため、時効成立後に再びアコムに申込んでも、まず審査に通らないでしょう。

最後に...

いかがでしたか。

アコムの返済を延滞してしまったら、とにかくはやめに相談しましょう。

そうすればアコム側も最大限譲歩し、無理なく支払いできるよう対応するはずです。

取り立てに応じず放置しても、なにもいいことはありません。

アコム側の印象は悪くなるうえ、遅延損害金がかさむばかりです。

最後になりましたが、そもそも自力での返済が難しい場合は、借金の整理など別の手段を検討したほうがいいかもしれませんね。

最近は、初回無料で相談に乗ってくれる弁護士事務所も多いですし、日本貸金業協会貸金業相談・紛争解決センター法テラスでも無料で相談に乗ってくれます。

日本貸金業協会「【相談窓口の業務】貸金業相談・紛争解決センターのご案内」
http://www.j-fsa.or.jp/personal/contact/

法テラス
http://www.houterasu.or.jp/index.html

また、借金の整理についても特集していますので、あわせてチェックしてみてください。

→アコム申込み前に知っておきたいアコムの悪い点、第三者視点の評価

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