モビットの金利について。急いで申込む人が失敗する金利のカラクリ

お金を借りると金利がかかります。

しかし、実際にいくら支払わなければいけないか、みなさんはちゃんと把握していますか?

「5.0%~18.0%の間なら、12%くらいで借りられるかな?」
「返済期間を長くすれば、月々の返済が少ないから楽でいいよね!」

こんな風に考えていると、思っている以上に利息を払うはめになるかもしれません。

金利は借金をする上での基本です。利率の見方や注意点をしっかり理解した上で、お金を借りるようにしましょう。

ここでは、モビットの金利を例にとって、金利に関する基本的な知識、注意点についてご説明します。

モビットの金利は何%?

モビットの金利は、実質年率3.0~18.0% (2012年8月現在)です。

「実質年率」とは、1年間お金を借りた場合にどれだけ利息がかかるのかを表したものです。

どのくらいの期間お金を借りるのかは人によって違うので、かかる利息も人それぞれですが、基準が一律でないと比較ができないので、金融界では年利で表記することが原則になっています。

ここで、モビットの年率を他社と比べてみましょう。代表的な銀行カードローンと消費者金融系キャッシングからピックアップしてみました。

<銀行カードローン>

三菱東京UFJ銀行カードローン 1.8~14.6%
みずほ銀行カードローン 3.5~14.0%
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%

<消費者金融系>

アコム 3.0~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
ノーローン 4.9~18.0%

モビットの利率は3.0~18.0%ですので、一般的な消費者金融と似たような金利設定になります。

最低金利は比較的低めですが、最高金利は他消費者金融と同じ18.0%です。最高金利が14%や15%なのは、大手銀行カードローンか、信販系の一部だけです。(キャッシング大手の金利比較については、『【徹底レポ】キャッシングの大手各社の金利比較表』にて細かく検証しております)

え!?「銀行のグループ会社」と「銀行カードローン」は違うの?

モビットはよく「三井住友銀行グループ」と宣伝しています。銀行のカードローンの割には、モビットの金利はちょっと高くないですか?モビットはなぜ銀行カードローンよりも金利が高いのでしょうか?

これはよくある誤解です。モビットは三井住友銀行グループですが「銀行カードローン」ではありません

銀行が運営主体の個人向けローンを「銀行カードローン」と呼びますが、モビットの運営主体は消費者金融です。銀行からは資金面のバックアップを受けているだけです。

消費者金融なので、貸金業法の管理下にあります。「銀行カードローン」は銀行法の管理下です。

したがって、銀行カードローンのように金利がむやみに安いことはありませんし、総量規制の対象外にもなりません。条件は他の消費者金融と同じだと思ってください。

よって、「銀行のグループ会社だから金利が安いはず!」とか、「銀行グループなら総量規制の対象外!」と誤解して急いで申し込むと、あとで大変なことになります。

同じような消費者金融会社には、アコムプロミスノーローンなどがあります。

一方、完全に銀行に吸収されて正式な銀行カードローンに移行したのが、新生銀行カードローン レイクです。

見るべき金利は「最低金利」ではなく「最高金利」

改めてモビットの金利を確認してみましょう。

3.0~18.0%
これを見て、高いと思いますか?それとも低いと思いますか?

最低金利は、ぱっと見 安く見えますので、ついこの最低金利につられて「モビットは金利が安い!」と思ってしまいそうになりますが(実際にそう宣伝していますし)、見るべき数字は最高金利のほうです。

金利をチェックする時は、「最低金利」ではなく「最高金利」に注目してください

なぜなら、新規のキャッシングにおいて、最低金利が適用されることはまずないからです。

モビットの場合、最低金利が適用されるのは、最大限度額を設定された人だけです。

しかし、どんなに収入が多い人でも最初から最大限度額が設定されることはありません。(そもそも、総量規制により、年収の3分の1以上は借りられない決まりになっていますので、500万円を借りるには年収1,500万円以上が必要になります。)

新規で借入金額が100万円未満であれば、ほとんどのケースで最高金利が適用されます。

利息は、金利ではなく「支払総額」で考えよう!

お金を借りる時に、金利が低い方がおトクであることはわかると思いますが、返済期間はどうでしょうか?

実は、返済期間は支払う利息の総額に大きく影響します。返済期間が長くなれば、金利が多少低くても結局は損になることが多いのです。

たとえば、
 A) 100万円を金利18.0%で借りて、1年で返済
 B) 100万円を金利15.0%で借りて、2年で返済

最終的に支払総額が少なくて済むのは、A)とB)のどちらでしょうか?

答えは、A)です。
B)の方が金利は低いのですが、B)は利息を支払う回数が多いので、A)より返済しなければいけない金額が2万円も高くなります。

金利10%に比べると15%は相当低く見えるのに、返済期間を1年増やすだけで低金利のメリットが吹き飛んでしまうのです。

このように、金利(利息)は返済期間も考慮した「支払総額」で考える必要があります。

とはいえ、利息計算は返済方式(「借入後残高スライド元利定額返済方式」など)によって計算方法が異なり、とても複雑です。そこで、公式ホームページなどで提供されている返済シミュレーションを活用しましょう

これを使えば、支払回数や毎月の返済金額などの条件を設定して簡単にシミュレーションができます。借りる前にぜひ試してみてください。

いかがでしたか?参考になりましたでしょうか。お金を借りる時は、いまお金を手にすることばかりに気が取られ、その先のことはおろそかになりがちです。

しかし、利息は借りたお金とは別に支払わなければならない、いわば「余計な出費」です。なるべく少なくて済むように、金利についてよく知っておきましょう。

→モビットの中立的評価。各社との比較表、第三者視点の評価

【この記事の筆者】
正岡 さな(仮名)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元外資系経営コンサルタント、現在は2児の母をしながら在宅フリーランスで働く。得意分野は「お金」。好きなものも「お金」。売る側の論理ばかりが多いキャッシングに関する情報を、買う側の視点から徹底解説します。

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