自動車ローン滞納から車引き上げまでの流れを時系列&危険度で解説

自動車ローンを延滞してしまうと、「これから何が起こるのか」と不安になる方が多いと思います。

「車が売り飛ばされる?」「ローンが組めなくなる?」いろいろなことが頭をよぎりますね。

では「車がいつ、どのような形で引き上げられてしまうのか」を、ここでハッキリさせましょう!

今回は信販会社で自動車ローンの督促を担当していたという方に、延滞後に何が起こるのか、細かく取材することができました。

  • 車の引き上げのタイミング
  • いつどのように引き上げられるのか?
  • 引き上げられた車は二度と戻ってこないのか?
  • 車が売却されると、残ったローンはどうなるか?

これらについて詳しいお話を聞かせていただいています。

  • 目次
  • 元社員に聞いた 自動車ローンの延滞→督促→車両引き上げまでの流れ
  • 他のローンより督促が厳しい自動車ローン
  • いつ車は取り上げられるのか?自動車ローン延滞の危険度チェック!
    • ステージ1:引き落とし日を過ぎてしまうと?
    • ステージ2:再引き落とし日(約2週間後)にも遅れたら?
    • ステージ3:再々引き落とし日(約3週間後)にも間に合わなかったら?
    • ステージ4:支払いが1ヶ月遅れてしまうと?
    • ステージ5:車が引き上げられる時
    • ステージ6:車が二度と戻って来なくなる時
  • ボーナス払いは遅れると大変なことになる!
  • ローンの返済途中で債務整理をしたら...
  • 契約者が死亡!ローンはどうなる?
  • インタビューを終えて

今回インタビューに答えてくれたのは...

名前:伊藤 瞳(仮名)
性別:女性
当時の年齢:18~24歳
勤めていた金融機関:大手信販会社O社
勤めていた期間:2004年~2010年
業務内容:債権の督促オペレーター

元社員に聞いた 自動車ローンの延滞→督促→車両引き上げまでの流れ

今回お話をうかがったのは、大手信販会社O社にお勤めだった伊藤瞳さん(仮名)、28歳。

信販会社とは、商品やサービスのローンを組む会社です。自動車ローンやショッピングローンを組んだ人の代わりにお金を立て替え、後からローンで返済をしてもらうサービスを提供しています。

伊藤さんはO社で6年間、ローンの支払いが遅れた人に督促をする債権回収業務にあたられていました。

そのなかでも自動車ローンの滞納者に督促の電話をかけたり、車の差し押さえにあたる「車の引き上げ」を担当されていたそうです。

今回は、自動車ローンの支払いが遅れると、最終的にどうなってしまうのか。伊藤さんに詳しく伺いました。

他のローンより督促が厳しい自動車ローン

― O社はどのようなローンを扱っている会社ですか?

O社ではクレジットカード、ショッピングローン、フリーローンやリフォームローン、教育ローンなど、さまざまなローンを扱っています。

なかでも、もっとも利用者が多いのが自動車ローンですね。

― 自動車ローンの支払いは、1回の金額がどのくらいですか?

自動車ローンは高額商品なので、月々の負担は数万円の方が多かったですね。

特にボーナス月は10万円以上の金額になるので、延滞するお客様が増えました。

― 伊藤さんが督促を行っていたのは、どんな部署ですか?

O社には全国に4ヶ所、督促を行うセンターがあり、私はそのうちの一つで働いていました。

そのなかで、督促は以下の三つの段階に分かれています。

一次督促...引き落とし日から1ヶ月半まで、電話と郵便で督促を行う
二次督促...1ヶ月半を過ぎてから、自宅に行くなどより高度な督促を行う
三次督促...法的手段を取るなど、さらに高度な督促をする

私は「一次督促」を行う部署にいましたが、このなかでも「高額担当チーム」と呼ばれる、残債が200万円以上のお客様の督促を担当していました。

高額ローンには、ショッピングローンやリフォームローンなどいろいろありますが、私が担当していたのが、自動車ローンの督促だったんです。

自動車ローンの督促は他のローンとは違い、「車の引き上げ」があります。延滞が長引くと、車を取り上げられてしまうのです。

いつ車は取り上げられるのか?自動車ローン延滞の危険度チェック!

― 自動車ローンの支払いに遅れてしまった場合、どんな督促をするのですか?

自動車ローンの督促の流れは以下の通りです。

日付(例) 予定 延滞後の対応 電話の有無
1 3月27日 引き落とし日 郵便で督促 なし
2 4月12日 再引き落とし日 電話と郵便で督促 あり
3 4月19日 再々引き落とし日 電話で「車の引き上げ」を示唆 あり
4 4月27日 翌月の引き落とし日 電話で「車の引き上げ」日程を約束 あり
5 5月初め? 最終期日間近 「車の引き上げ」実行 あり
6 5月10日 最終期日 車は売却される
信用情報に記録が残る?
あり
  • 1「引き落とし日」に遅れると「再引き落とし日までに入金を」という郵便が届く。
  • 2「再引き落とし日」にも遅れたら、電話と郵便で「再々引き落とし日までに入金」を督促。
  • 3「再々引き落とし日」にも遅れたら電話で、「車の引き上げ」があることを告げられる。
  • 4「翌月の引き落とし日」にも遅れたら、「車の引き上げ」日程を約束させられる。
  • 5それでも支払いがないと、車の引き上げが実行される。
  • 6翌々月の「最終期日」に遅れると、車は売却され、信用情報に「延滞」の記録が残る?

このように、引き落とし日から1ヶ月半後までに支払いができないと、車は取り上げられ、売却されてしまいます。

また、延滞期間が長くなるほど、遅延損害金が加算されて支払額が高くなります。

では、それぞれのステージを細かく見ていきましょう。

ステージ1:引き落とし日を過ぎてしまうと?

危険度★☆☆☆☆

― まず「引き落とし日(支払い期日)」に遅れたら、どんな督促をしますか?

O社の支払いは銀行引き落としを基本とします。顧客共通の引き落とし日は毎月27日でした。

もし27日に引き落としができなかったら、数日以内にお客様の自宅へ督促の郵便が送られます。

この時点では初めて遅れたお客様に対し、督促の電話はしません。

― 督促の郵便はどのような体裁ですか?

自動車ローンの督促はシール式のハガキで、表書には、O社の社名、センター名、住所、電話番号、「親展」と書いてあります。「督促」とは書いてありません。

シールをめくると、下記のような文章が書かれています(第1回目の引き落とし日が3月27日だった場合)。

「引き落としができなかったので、再引き落とし日の4月12日までに、銀行口座に必要な金額をご準備ください」

ハガキにはコンビニや銀行で使える振込用紙も付いていて、それで支払いをすることもできます。

― 「引き落とし日」を過ぎると、遅延損害金がかかりますよね?

はい。3月27日を過ぎると、遅延損害金(18%)がかかりますから注意が必要です。

つまり1回目の「引き落とし日」と「再引き落とし日」では、支払う金額が違います。

また、このとき督促費用として郵便代(電話代)200円も請求されます。

ステージ2:再引き落とし日(約2週間後)にも遅れたら?

危険度★★☆☆☆

― 「再引き落とし日」の4月12日にも遅れてしまったら?

やはり振込用紙を付けた督促のハガキを送ります。そして、12日を過ぎると、電話の督促が始まるのです。

まずかけるのはお客様が登録している自宅の電話、つながらない場合は携帯にかけます。

 

電話では「再々引き落とし日の4月19日までにご準備をお願いします」ということを申し上げます。

なお、「再引き落とし日」および「再々引き落とし日」の利用には制限があります。詳しくはインタビューの前篇(クレジットカード料金延滞後の督促の流れを解説)を参照してください。

― 督促の電話は、勤務先にかけることもありますか?

自宅と携帯に朝昼晩3回かけて、つながらないことが2~3日続いた(あるいは1週間のうち3日続いた)場合は、勤務先にかけることもあります。

ただしO社の社名を名乗ることはありません。「伊藤と申しますが、◯◯さんいらっしゃいますか?」というかんじですね。

ステージ3:再々引き落とし日(約3週間後)にも間に合わなかったら?

危険度★★★☆☆

― 「再々引き落とし日」である4月19日を過ぎても支払えなかった場合はどうなりますか?

「車を取り上げることもある」と伝えて、支払ってもらうように仕向けます。

車はローンを払い終わるまで、所有権が信販会社にあります。ですから引き上げと言って、お客様から車を預かることができるのです。

実は、引き落とし日の1ヶ月半後にあたる、5月10日が自動車ローンの最終期日です。この日を過ぎると、O社が車を取り上げることが決定してしまいます。

しかしO社としては、自動車を取り上げるよりも、支払ってもらったほうがいいのです。

ですから5月10日までは、引き上げをチラつかせて交渉を続けます。

― 「車の引き上げ」は、お客様にどのように伝えるのですか?

まず4月20日ごろに「4月27までに支払えるかどうか?」を確認します。

もし4月27日に支払えないならば2ヶ月分遅れることになるので、「お車をお預かりすることになりますけれども...」と切り出すのです。

この時点で「確実に2ヶ月分遅れる」と言われれば、車を引き上げる日時まで約束してしまいます。

でも4月27日を過ぎるまでは、実際に車を引き上げることはありません。

ステージ4:支払いが1ヶ月遅れてしまうと?

危険度★★★★☆

― では、4月27日を過ぎると(丸1ヶ月遅れると)どうなりますか?

「いつまでに支払いができるか?」を聞いて、「もしその日に入金が確認できなければ、◯月△日に車を引き上げます」というように、日時まで約束します。

― どんなやり取りをするのでしょうか?

まず4月28日になると、「支払いをしない状態で車に乗っていただくのは困りますから、払ってください」と少し強く伝えます。

それで「支払えない」と言われれば、「車をお預かりいたします」とハッキリ言います。

ただし、もしお客様から「月末までに払うから、車は待って欲しい」と申し出があれば待ちます。

― 何日までなら待ちますか?

このさじ加減は、社員によって微妙に違いました。

5月まで待たない社員もいますし、5月10日ギリギリまで粘る社員もいます。

私の場合は、5月5日まで待って、その時点で入金確認が取れなければ車を取りに行く手配をしていました。

― お客様が「5月5日までに支払う」と言えば、伊藤さんは待つのですね?

そうです。ただし、お客様には「5月5日に支払いが確認できなければ、車を預かります」と約束をして、車を取りに行く日も決めておきます。

日時を約束しておいた方が、お客様にも危機感を持ってもらえますから。

「入金があれば引き上げはキャンセルします」と話して、支払いを促すのです。

― 引き上げの約束をすると、支払いをしてくれますか?

はい。特に地方の場合、車を取られると仕事に差し支える人もいますから、支払ってくれる人が多いです。

だから実際に車を引き上げてしまうケースは、かなり少なかったですね。

ステージ5:車が引き上げられる時

危険度★★★★☆

― 約束の日までに支払ってもらえない場合は、やはり車を引き上げますか?

はい。車はいったん預からせていただきます。

ただし5月10日までにお客様が支払いをしてくれれば、車はお返します。

― 実際に車を引き上げる場合は、どのような流れになりますか?

引き上げはお客様の許可なく、勝手に行うことはできません。

了解を得てから「何日の何時に取りに行ってもいいですか?」と、場所と時間を聞きます。

現場に取りに行くのは、O社が提携している大手中古車業者「JCM」が行いました。

指定されれば自宅だけでなく、勤務先や近所の駐車場にも車を取りに行きます。

もちろんその時はお客様本人の立ち会いが必要です。

― O社の社員も現場に行きますか?

基本的にはO社の社員は行かず、業者に任せています。

でも支店のすぐ近くのお客様の場合、男性社員が直接取りに行って、業者に持って行くこともありました。

女性社員は基本的にお客様と会わないことになっていたので、私は現場に行ったことがありません。

― 実際に引きあげる車は、月に何台ぐらいでしたか?

少ない月は5台ぐらい。「積極的に引き上げて払わせよう!」という社内の強化キャンペーンがあるときは、月25台~30台引き上げることもありました。

このキャンペーンは社員研修の一環ですね。

トーク練習もかねて、「みんなで車の引き上げ提案ができるようになろう!」という目的で行われるんですが(笑)。

― 車を引き上げられた後に支払いをして、車を取り戻す人もいますか?

そういう人もたくさんいますね。5月10日までに入金が確認できれば、車はお返しいたしますから。

車の返却はやはりJCMがやってくれて、お客さんの指定した場所まで運んでくれます。

お客さんによっては「すぐに車を返せ」という人もいましたね。

例えば、「5月9日には支払うから、5月10日には車を返してくれ」と言われたら、あらかじめJCMに連絡をしておいて、入金が確認でき次第、返却できるように手配をしておきます。

お客様に車を取りに行かせることは、基本的にはありません。

― 車を運ぶ費用は、誰が負担するのですか?

車の引き上げ作業はJCMが発注する陸送業者が行いますが、この陸送費用が1回につき3万円くらいかかっていました。

もし車を預かったまま売却することになれば、この売却費用から支払います。

しかしお客様が支払いをして車を返却する場合は、車の往復の陸送費用はO社が負担することになります。だからその場合、O社は引き上げ損になってしまうんですよね...。

ステージ6:車が二度と戻って来なくなる時

危険度★★★★★

― 5月10日の「最終期日」を過ぎても支払われない場合はどうなりますか?

5月10日を過ぎても、数日以内に支払いができるなら、待つこともありました。ただし今後も支払いの目処が立たないお客様の場合、引き上げた車は売却されます。

また、信用情報には「延滞」の記録が残ってしまうかもしれません。

私は督促担当の人間なので、信用情報を見られる立場ではありませんでした。だから一次督促の最終期限を過ぎると信用情報に影響があるのか、正確なところは分からないんです...。

※ 編集より補足
信用情報に情報を載せるタイミングは、金融機関によって異なります。また、信用情報についてはこちらで詳しく解説しています。

― 車を売却すると、ローンはどうなりますか?

すでに車を引き上げる時に、JCMの社員がその場で「傷がないか」「走行距離は何キロか」を見て、「最低でも○○万円はつけます」と売却査定額を出しています。

この売却査定額をローンの残債と相殺します。しかし、それでも全額は相殺されないことがほとんどです。

ですから足りない分は再分割して、お客様に支払い続けていただくことになります。

― 車の売却査定額を伝えたときのお客さんの反応は?

査定額は、出されたときすぐにお客様に伝えています。

そうすると「そんなに高く売れるなら売ってしまってください」と、すぐに車をあきらめてしまう人もいるんです。

でもなかには「もっと高く売れるはずだ!」と文句を言う人もいます。しかし文句をつけたところで金額は変わりません。

― 車を取り上げられた人たちは、その後、残りのローンを払えるのですか?

毎月の支払額をそれまでよりも低く組み直せるので、支払いは楽になります。

たとえば、もともと月2万円支払っていたものが、5千円程度になることもありました。

もちろん「ローンの組み直し」をするので、再審査があります。

この時の審査では必ず保証人が必要でした。ただしこの審査に通らないことは、あまりありません。

― 連絡が取れなくなる人、ローンを踏み倒す人もいますか?

います。全く連絡もつかず、支払いもしないという人はいます。

ただしこういう人に対しては、自宅まで訪ねていく専門の部署があったので、そこにお願いして、督促をしていました。

それでもまったく連絡が取れない場合は担当が変わって、高度な督促をする「二次督促」「三次督促」へと移管されるのです。

ボーナス払いは遅れると大変なことになる!

― 毎月の支払額が大きい人の方が、延滞する確率は高いですか?

延滞とローンの支払額はあまり関係なさそうですね。1ヶ月6,000円の少額なローンでも、払えないお客様はいます。

携帯や水道も止まって本当に払えないという人もいますが、ほとんどの場合「ほかのことを優先してお金がないから、払いたくない」という人が多いです。

また、ボーナス払いをしている人は、ボーナス月に延滞が増えました。

― ボーナス払いを利用する人は多いのですか?

自動車ローンでは、「月々の支払い2万円、ボーナス月は10万円」というようなボーナス払いを利用するお客様は多いです。

ボーナス払いにしておいたほうが毎月の支払いが楽になるからです。

― 「ボーナス払い」の延滞も、普通の延滞と同じように扱われますか?

同じです。ボーナス払いを延滞して5月10日を過ぎると、車は売却されてしまいます。

しかも自動車ローンのボーナス払いは、途中で止めたり変更ができないんです。

もしボーナス月の支払い額が10万円だったら、必ず10万円支払わなければなりません。一部(1万円~5万円)だけ支払ってもダメです。

ローンの返済途中で債務整理をしたら...

― 支払いができなくなって、途中で債務整理をする人もいますか?

はい。そういう時は弁護士か司法書士からO社に連絡が来ます。

「債務整理の手続きがはじまっている」という確認が取れれば、督促はストップします。

ただし時々、お客様から「弁護士に相談したから、督促を止めて欲しい」という申し出を受けることがありました。

しかし、もし債務整理をしているならば、普通は本人ではなく、弁護士からO社に連絡があるはずです。

「弁護士に相談したと言えば督促が止まる」と、どこかで入れ知恵されたのかもしれませんが、正式な手続きが始まらない限りは、督促が止まることはありません。

もしそのような申し出があった時は、弁護士や司法書士の名前と連絡先を聞いて、お客様が本当に債務整理等の相談をしているかどうか確認します。

― 債務整理を阻止することはありますか?

O社としては、債務整理されるよりも払ってもらったほうがいいですね。

お客様にとっても、債務整理をしない方が、信用情報に傷もつきません。

しかし債務整理まで考えるお客様は、ほかにも債務があって大変な場合が多いので、O社から「債務整理しないで」と言うことはありません。

契約者が死亡!ローンはどうなる?

― ローンを組んでいた本人が死亡した場合、ローンはどうなるのですか?

ご家族から「契約者が死亡した」という連絡が入ると、O社は戸籍を取り寄せて、法定相続人を確認します。

そして相続人に「ローンの支払いは今後どうされますか?」と聞きます。すると「相続を放棄します」という人がほとんどでした。

― 放棄する場合はどうなるのですか?

まずは車を売って、「残りの支払いを放棄する」という形をとっていました。

売却方法は延滞の時と同じです。

ローン返済中なので、車の所有権はO社にありますから、相続人が車を勝手に売ることはできません。

O社が中古車業者「JCM」に依頼して、車を取りに行ってもらい、査定をしてもらって売却します。

売った代金でローンが相殺できなければ、「残債を放棄する」手続きをするのです。

― 放棄せずに、ローンを継続する場合はどうなりますか?

なかには「息子が買ったものなので、責任を持って払います」というような人もけっこういます。

ただし車に乗らない場合は、やはり車を売却してローンに充当し、残債は相続人の名義にして、ローンを組み直します。

車を使用する場合は、名義を相続人に変更して、今まで通り支払いをしてもらいます。

― この場合、相続人は再審査が必要ですか?

ローンの組み直しをする場合は、必ず再審査が必要です。

しかしこの審査に落ちる人はまずいません。相続放棄すればいいのに、それをあえて払うのですから、ローンを支払う余裕がある人たちなのです。

また名義変更だけで、そのまま車に乗りつづける場合は、審査はしていませんでした。

インタビューを終えて

お話を聞かせて下さった伊藤さんは、O社でアルバイトを経て社員になり、合計6年間もの間督促の仕事をしてきました。

督促から車の引き上げまで、お客さんとのやりとりはすべて電話です。

「逆ギレする人も多くて、1時間ずっとクレームをつけ続けられたことも。こちらから電話を切ることはできませんし、社員になってからは、毎日泣いていました。もう同じ仕事はやりたくないですね・・・」と苦労を語ってくれました。

さて、伊藤さんのお話にあったように、自動車ローンを延滞すると、車を失うだけでは済みません。

車を売っても支払いきれないローンが残ることが多いので、乗ってもいない車のローンを払い続けることになるのです。

また新しい車を購入しようと思っても、信用情報に延滞の記録が残っていたら審査に悪影響をおよぼします。新たなローンを組むことは難しくなりますね。

しかし、ローンの支払いが厳しいからと言って、「自動車担保ローン」に手を出すのは危険です。さらに借金が膨らんで、傷口を広げることになるかもしれません(自動車担保ローンの利用者へのインタビューもありますので、あわせて読んでみてください)。

自動車ローンは、計画的に利用しましょう。

なお、伊藤さんにはクレジットカード料金の延滞に対する督促についてもお話を聞いています。気になる方はぜひご覧ください。

→ 自動車ローン比較の話。とにかく損している人が多いから読んで欲しい

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