クレジットカード現金化を使ってはいけない理由と紹介屋の甘い罠

人は困っているときほど周りが見えなくなるものです。
普段なら考えられないような嘘っぽい話にだまされたり、詐欺にひっかかったりします。

特にお金に関することだと人に相談しづらい問題が多いので、ついつい自分で解決しようとして抱え込んでしまうことが多いのではないでしょうか。

悪質業者は、そんな人々をターゲットにしています。
多額の借金、毎月の返済に苦しんでいる人の疲れた心に甘い誘いをかけてきます。

この悪質業者の甘い誘いにのってしまうと、借金問題を解決するどころか、かえって状況を悪化させてしまうことは火を見るより明らかです。

そんなことにならないために!!
今回は、悪質業者が借金に苦しむ人にもちかけてくる甘い誘いの罠とその手口について検証していきたいと思います。

クレジットカードの「ショッピング枠 現金化」

「クレジットカードのショッピング枠を現金化します」という広告は、消費者金融ではもう借りられない人、クレジットカードのキャッシング枠が使えない人など、もう普通にお金を借りることが難しい人にはとても魅力的に映るかもしれません。

では、どんな仕組みでクレジットカードのショッピング枠が現金になるのでしょうか?最近増えているのは、インターネットを使った次のような手口です。

ネットショッピングのキャッシュバックで現金化

  • 1現金化業者は、「クレジットカードのショッピング枠を現金化します」という内容のホームページを開設して、「最大95%のキャッシュバック」、「最短5分で振込み」などのおいしいキャッチフレーズで申込みを呼びかけます。
  • 2申込みがあると、まずは利用者に指定の商品をネットショッピングで購入させます(例えば50万円のショッピング枠なら、限度額いっぱいの50万円の商品を購入させます)。
  • 3現金化業者は、クレジットが決済されたことを確認すると、約束した割合のキャッシュバック金額を利用者の口座に振込みます(例えばキャッシュバック率が90%だとすると45万円が振り込まれます)。
  • 4現金化業者は、販売した商品を利用者に送り届けます(商品自体は、数百円~千円程度の無価値なものです)。

※ インターネットではなく、週刊誌やスポーツ新聞に「クレジットカード現金化」の広告を載せて申し込ませる(電話をかけさせる)という手口もあります。その後の流れは上記のインターネットを使う手口と同じです。

めんどうな審査がなく、どこに足を運ぶ必要もないこのシステムは、借金で苦しんでいるクレジットカード所有者にとってはありがたいことのようにも思えますが、本当にそうでしょうか?

いえいえ、とんでもありません。
どんなにお金に困っていても、「クレジットカードの現金化」 には決して手を出してはいけないのです。これからその理由について説明していきます。

「クレジットカードの現金化」 誘いに乗ってはいけない5つの理由

キャッシュバック率の約束は守られないケースがほとんど

最初は95%とか90%などと謳っていても、何かと理由をつけて引き下げてくるケースがほとんどのようです。実際に振り込まれるのは、50~60%という例が多いようです。

法定金利をはるかに超える高利での借金と同じ

キャッシュバックされた現金は目減りしていますが、カード会社への債務はもちろん満額残ります。リボ払いで返済していくとしても元金プラス18%前後の金利を払っていかなければなりません。「クレジットカードの現金化」は、法定金利をはるかに超える高金利でお金を借りるのと同じなのです。クレジットカード現金化は計算するとこんな暴利になります。

カード会社との契約に違反する行為

クレジットカードで購入した品物は、カード会社への支払いが完了するまで法的にはカード会社の所有物で、勝手に転売することはできません。もし転売の事実がカード会社に知れると、そのカードが利用できなくなるだけでなく、未払いの分の即時返済(全額)を迫られることにもなりかねます。もちろん現金化業者とトラブルになってもカード会社に相談するわけにはいきません。

100%合法ではない

現金化業者は、ホームページに「景品表示法を守っています」とか「公安委員会の許可を受けています」などと書いて合法性を印象づけようとしています。しかし、公安委員会が許可しているのは古物商としての営業であって、クレジットカードの現金化ではありません。こういう見え透いたウソをホームページに掲げる業者ですから、その広告内容が信用できないのは言うまでもありません。

現金化業者に渡した個人情報は悪用される危険もある

住所氏名はもちろん、クレジットカード番号も業者に知られています。身に覚えのない請求書が届いたり、あやしい業者からの電話が頻繁にかかってくるなどのトラブルに巻き込まれる例はめずらしくありません。

超低金利をエサにする紹介屋のあきれた手口

何年か前のことですが、新聞の折り込みチラシに「金利2%」などの超低金利をうたう消費者金融の広告がよく入っていました。

借金で悩んでいる人は、金利の重大さを痛感しています。長いあいだ返済を続けても元金がほとんど減らないという先の見えない「返済生活」を強いられているからです。そんなときに常識では考えられないような低金利の広告を見かけたら、あなたならどうしますか?

「だめもとで電話だけでもしてみようか」と思ったら、すでに紹介屋の手口にはまっているのです。

紹介屋の手口

  • 1新聞の折り込みチラシや雑誌などに、ありえないほどの超低金利を謳った広告を出します。
  • 2電話をかけてきた客から個人情報を聞きだします。生年月日、住所、電話番号はもちろん、年収、借金の額、借りている消費者金融の名前なども聞いていきます。
  • 3個人情報をすっかり聞きだした上で、「ウチではお貸しできないが、代わりに貸してくれそうなところを紹介する」と持ちかけてきます。
  • 4「向こうに話を通しておくので」といって会社の名前を告げます(実はその会社には何も紹介していません。「ウチの紹介だということは言わないでください」と念を押すようであれば100%紹介屋です)。
  • 5その紹介先で融資が決まれば、融資額の40%前後もの「紹介料」を要求してきます。
  • 6まともな消費者金融が貸してくれそうもない客だと紹介屋が判断すると、仲間内の違法金融業者を紹介してくる場合もあります。そういうところから借りてしまった場合、低金利どころか超高金利を取られる場合が多いです。さらに、紹介屋からは紹介料まで取られてしまいます。

もちろん法的には「紹介料」を支払う義務はありません
しかし、一度関わりを持ってしまうと、そう言って断ることができる人はほとんどいません。

途中でおかしいなと気づいても、個人情報を全部聞きだされているという弱みがあるし、ずるずると言われるままになってしまうことが多いのです。

「借金の一本化」というふれこみで高額の手数料をとる整理屋

複数の借り入れ先があって、月に何回もやってくる返済日に悩んでいる人は、できることなら借金を一本化したいと望んでいます。

しかしいわゆる「おまとめローン」は、金額が大きくなるだけに審査も厳しくなりますよね。そんな悩みを持つ人に、「低金利で一本化」などのキャッチフレーズで誘ってくるのが整理屋です。

整理屋の手口

  • 1「低金利で債務を一本化」「借金の悩みを解決」などの甘い言葉を使って折り込みチラシや週刊誌に広告を掲載する(弁護士や司法書士が関係しているように装うケースも多い)。
  • 2低金利での大口融資をちらつかせながら、さまざまな名目で数十万円の金を先取りする。
    名目の例)
    • 保険救済制度に加入するので保険料を払う必要がある。
    • 融資枠を取るための手数料がかかる。
    • 融資はおりたが先引きで金利を払わなければいけない。
    などがよくある名目です。
  • 3「車を買うという名目で融資を受けなさい」などとアドバイスし、受けた融資の中から手数料を取る(これは紹介屋の手口とほとんど同じです)。

借金の悩み相談窓口を装った悪質業者はたいへん多いので注意が必要です。

例えば、「紹介屋には気をつけなさい」とアドバイスしているクレジットカード現金化業者のホームページがあったりします。

安心して相談できる公的機関

弁護士や司法書士に相談するのももちろん良い方法ですが、まずは国民生活センターの相談窓口に電話してみることをおすすめします。

消費者ホットライン
0570-064-370(全国統一番号)

電話すれば、最寄りの消費者センターの窓口や、借金問題専用の相談窓口を教えてくれます。

窓口では、債務の状態によって可能な債務整理の方法をアドバイスしてくれたり、弁護士を紹介してくれたりします。弁護士費用がないとき公的補助についても教えてくれます。

借金に困っていて首が回らない状態になったときに、相談する相手を間違ったり、その場しのぎのやり方で切り抜けようとすると、ますます状況が悪くなってしまいます。少しでも早いうちに信頼できる窓口で相談してみましょう。

借金問題の相談先については、『借金返済の相談先の選び方。債務整理を100件以上扱った法律家の話』や『債務整理バイブル!良心的な弁護士を無料で探す方法を徹底解説!』の記事でも詳しく特集しております。

この記事の筆者情報は只今準備中です。

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