絶対に選んではいけない内職の特徴。内職商法の被害に遭う人が急増中

自分の家で仕事をする手段の一つに内職があります。従来、内職といえば、主婦が夫の収入を補うために、家事や子育ての合間にする仕事のことを指していました。

しかし、近年ではインターネットの普及により、主婦に限らず学生や会社員が「手軽にできる副業」として内職を始めるケースが増えています。

一般的に、内職で得られる報酬は、アルバイトやパートで働いたときの報酬よりも低いことがほとんどですが、それでも内職が人気なのは、やはりその手軽さが魅力だからでしょう。

内職には魅力的な点がたくさんありますが、内職の魅力を逆手にとった詐欺まがいの悪徳商法が多数存在しているのも事実。仕事を探す時には注意が必要です。

内職という名を語った詐欺まがいの悪徳商法にひっかからないためには、どういう点に気をつければ良いのでしょうか。

今回は、選んではいけない内職求人について、内職詐欺の特徴を中心に、ご紹介していきたいと思います。

おいしい求人情報の裏に

あなたは以下のような求人情報を見て、どう思いますか?


【業種】
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【内容】
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【条件】
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このような求人情報が新聞の折り込みチラシや地域のタウン情報誌の求人欄に掲載されていたら、何も疑問に思うことなく問い合わせの電話をする人も多いのではないかと思います。

しかし実際に電話をかけてみると、まず免許証のコピーや履歴書の提出を求められます。次に、仕事を始める上でサイト制作メンバーとして登録が必要なので、登録費を支払ってもらわなければならない、などという話をもちかけられます。

登録費といっても数千円など少額なので、あなたは特に気にせずお金を振込みます。

それ以降、その業者とは一切連絡がとれなくなりました。
もちろん実際に仕事をもらえることもありません。

これが内職詐欺の基本的な手口です。

あなたの身近に潜む内職詐欺

内職詐欺とは、内職求人を探している人につけこんで、不当に金銭を要求して相手をだます詐欺のこと。内職詐欺の種類は、大きく分けて3つあります。

主婦や学生がひっかかりやすい登録型

一つ目は、「内職を始めるにあたって、まずサイトに登録する必要がある」などと説明して、数千円から数万円の登録費用を請求する登録型です。

この手口の特徴は、先ほどの事例で紹介したように、誰でも簡単に始められる内職であることを強調し、敷居を低くしておいて、数千円から数万円といった比較的少額な登録費用を請求するところにあります。

費用が少額なので、

「最初にかかる必要経費だから」
「あとから内職収入で取り返せる」
などと思って支払ってしまうケースが多いのです。

しかし、実際に登録してみたところで思っていた程の収入は得られません。中には、まったく仕事が紹介されないケースや登録費を支払った直後に連絡がとれなくなるケースもあるようです。

この登録型の内職詐欺は、被害額が比較的少額であるため、被害者が「法的手段に訴えるほどでもない」と泣き寝入りしてしまうことがほとんどです。

その結果、内職詐欺の中でもあまり表には出ていませんが、実際には非常に多い詐欺の手口と言えます。

向上心の強い人は要注意!資材購入型

二つ目は、ある程度内職収入が得られるようになった頃に、パソコンのソフトウェアや教材費などの高額な資材を購入させる資材購入型です。

この手口の特徴は、最初にある程度の内職報酬を支払っておいて相手を安心させてから、もっと稼ぐ方法がある、と高額な資材の購入を促すところにあります。

「もっと収入を得るためには、このソフトウェアの購入が必要です」
「この教材を購入すれば、もっと稼げるようになります」

などと甘い言葉で相手を惑わし、資材の購入を迫ります。

先ほどの登録型とは異なり、資材の購入費用は数万円から数十万円と比較的高額です。購入した人の中には、支払った購入費を内職収入によって何とか取り戻そうと必死になり、さらに稼ぐ手段を求めて、また新たな資材を購入するといったケースもあるようです。

社会経験の少ない人が狙われる報酬未払い型

三つ目は、仕事をしたのに報酬が支払われない報酬未払い型です。

従来、この手口は、「仕事開始後、最初の1か月は規定通りの報酬を支払っておいて、その後、さまざまな理由をつけて報酬を支払わなくなる」というようなものが多かったのですが、最近ではその手口が巧妙になり、到底間に合わないであろう納期を設定しておいて、その納期に間に合わなかったことを理由に報酬を支払わないというやり方も登場しています。

さらに悪質なケースでは、報酬を支払わないどころか、逆に会社側から損害賠償を請求される場合もあるとのこと。

ある程度、社会経験を積んだ人であれば、仕事の契約は双方の合意に基づくものであり、仕事の依頼を受ける前には、条件をしっかり確認することが大事であることを経験的に理解しているものです。

ところが、こういった経験が少ない主婦や、仕事をもらえるだけマシだと思っている高齢者は、相手に強い口調で言われたり、法的手段に訴えるなどと理不尽なことを言われたりすると、相手の言いなりになってしまいがちなので注意が必要です。

内職詐欺(在宅ワーク詐欺)の主な手口、被害事例、対処法まとめ』では、内職詐欺の手口についてより詳しくご紹介しております。また、実際に被害にあった方の体験談もありますので、こちらもあわせてご覧くださいね。

選んじゃいけない内職の特徴とは

内職詐欺の手口から、「選んじゃいけない内職の特徴」を改めて確認したいと思います。

  • 「登録料」「登録費用」などという名目(名目は様々ですが)で、金銭を要求してくる(登録型)
  • ソフトや教材を売りつけてくる(資材購入型)

とにかく、何かにつけてお金を払うように要求されるところはやめておいた方が良いでしょう。これを守るだけで、内職詐欺の大半にひっかからないで済みます。

しかし、報酬未払い型に関しては、残念ながら実際に被害に遭うまでわからないことが多いと思います。予防策として、実際に仕事をする前にその会社の情報についてよく調べてみましょう。

その会社の所在地やホームページを調べる、電話番号があるなら実際に電話してみる、会社名を検索して評判を調べる(詐欺に関する情報、書き込みがないか)、など。

「未経験でも稼げる」「自宅で楽に副収入」といった甘い誘惑に注意

国民生活センターによると、内職詐欺の被害者はその半数以上が女性。しかも、20代から30代の方が圧倒的に多いとのことです。

やはり、自宅にいながら収入を得たいと思う女性、しかも結婚や子育てでお金が必要な20代から30代の女性が内職詐欺のターゲットになりやすいようです。

「未経験可」「自宅で好きな時間に」といった台詞で、言葉巧みに人々の興味関心を引くのが、内職詐欺の手口です。

不景気でアルバイトやパートの時給も下がる一方ですから、そんな中 内職で時給1,000円以上、1,200円以上などという高時給の仕事があるわけありません

自分は大丈夫だと思っている人が大半です。

冷静に考えれば詐欺だと気づく手口でも、深夜にネットサーフィンしているうちに、「ひょっとしたら、儲かるかも・・・」などという甘い考えが浮かんできて、気がつけば詐欺の手口にひっかかっている。

自分は大丈夫だと思っている人こそ、気をつけたほうがいいでしょう。

さて、ここまで選んではいけない内職求人の特徴についてお話してきました。

「なんだ、内職求人なんてやっぱり詐欺ばかりじゃないか」
内職に期待していたあなたをがっかりさせてしまったかもしれませんね。

「すべての内職が詐欺だ」と言いたいわけではありません。

確かに世の中には、詐欺まがいの内職求人が横行していますが、内職で収入を得て、社会に貢献している人もいることを忘れてはいけません。

→ 内職(手作業)で人気のお仕事23選!仕事内容と報酬の相場まとめ

この記事の筆者

幸坂 香那(こうさか かな)
1982年生まれ。大学卒業後、派遣社員として通信機器関係会社で営業事務を経験。出産・育児を機に、人材派遣会社に転職。キャリアコンサルタントとして求職者の相談業務に従事。現在は、キャリアコンサルタントとして独立して、セミナーやライター業務を中心に活動中。得意分野は、転職・就職活動に関する記事。ワークライフバランスを社会に浸透させることを目標に、女性の転職活動を支援する記事を書いています。ライター関係の仕事を始めて2年が経ち、最近では校正・リライトの業務にも積極的に携わっています。

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