学費が高くて払えない!超低金利で教育費を借りられる公的制度や機関の一覧

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教育費を借りられるのは、どの機関?どの制度?

教育費や奨学金というと、日本学生支援機構の奨学金が思い浮かびますよね。

たしかに、金利の安い日本学生支援機構が、第一の選択肢になることも多いです。

でも、実は日本学生支援機構以外にも無利子・低金利で借りられる奨学金はたくさんあるのですよ。

国・自治体・大学・民間などさまざまなところが奨学金や貸付制度を提供しています。

たとえば、

  • 母子家庭もしくは父子家庭のための母子福祉資金・父子福祉資金(無利子)
  • 低所得者世帯のための生活福祉資金貸付制度 教育支援資金(無利子)
  • 民間よりはるかに低金利で借りられる日本政策金融公庫 国の教育ローン

こういった制度があります。

どれも無利子~超低利子で借りられる奨学金制度・貸付制度なので、申込み前に知っておいて損はないはず。

「こんな方法があったのか!」という発見があるかもしれませんから、ぜひチェックしてみてくださいね。


今回は、大学進学を前提に、奨学金制度や貸付制度を紹介していきます。

この記事の編集者情報

  • 木村 澪子私が編集者です!

    テレビ・雑誌等の取材歴15年。ファイグーではお金の話をわかりやすく、よりリアルにお伝えするために、背景や当事者の気持ちに寄り添う取材を心がけています。銀行マン、証券マン、利用者などからぶっちゃけたお話を聞くにつけ、「消費者も賢くならなければ…」と痛感する日々です。家族は夫・娘・ザリガニ2匹。

あなたはどのタイプ?状況別のオススメ奨学金制度一覧

あなたがどのような状況なのかで、オススメの制度が異なりますので、まずは自分のタイプを確認してみましょう。

状況 オススメの制度・利用すべき制度
学費を借りたい方全般 日本学生支援機構の奨学金(貸与型)
母子家庭もしくは父子家庭 母子福祉資金・父子福祉資金
低所得者世帯(※1) 生活福祉資金貸付制度 教育支援資金
父または母が、病気、災害、事故、自殺等で死亡した
もしくは
父または母が重い障害を負っている
遺児のための奨学金制度(貸与型)
入学金の支払いに間に合わせたい 日本政策金融公庫 国の教育ローン
日本学生支援機構の奨学金を利用できない、もしくは金額が足りない

※1
2人世帯・・・平均月収27万2,000円以下
3人世帯・・・平均月収33万5,000円以下
4人世帯・・・平均月収38万5,000円以下
ここでいう「平均月収」とは、世帯の所得から、生活に必要な支出が控除されたものです。

奨学金制度・貸付制度を探すときの注意点

また、奨学金制度・貸付制度を探すときの注意点をまとめていますので、参考にしてください。

とにかく自分から情報収集をすること

上の表であげたように、さまざまな団体や自治体が奨学金制度や貸付制度を運営しています。

しかし、待っていても情報は入ってきません。

情報収集は自分から進んで行うようにしましょう。

例)

利用条件に注意

多くの制度では、成績や収入に関して利用条件を設けています。

条件に該当すれば利用できますので、事前に確認しましょう。

申込時期・貸付開始時期に注意

制度によっては、「申込み可能な時期」がかぎられています。

また、貸付開始の時期も制度によってさまざまなので、事前に確認しておきましょう。

とくに、入学金・前期授業料の支払いに間に合わせたい場合、貸付開始時期は重要です。

実際に「入学後に貸付開始」となるケースは多いので注意してください。

連帯保証人は原則必要

制度にもよりますが、連帯保証人もしくは連帯借受人は必要だと思っておきましょう。

併用の可否は要チェック

ひとつの制度だけでは費用をまかなえないことも多いです。

そのため、「貸付限度額」とあわせて「ほかの制度との併用可否」も確認しておきましょう。

一部の制度は、ほかの奨学金制度や貸付制度との併用を認めていません。

日本学生支援機構の奨学金(貸与型)

ここからは、それぞれの貸与型奨学金や貸付制度について簡単に説明していきます。

もっとも有名なのは、日本学生支援機構の奨学金です。

第一種奨学金第二種奨学金に分かれていて、それぞれ借入れ可能金額(月額)、利子、利用条件等が異なります。

ここで簡単に概要を紹介しますね(平成30年1月現在の情報です)。

基本情報
(※2)
日本学生支援機構
第一種奨学金 第二種奨学金
申込者 学生本人
貸付額
(月額)
国公立大学(自宅通学)・・・3万円か4万5,000円
国公立大学(自宅外通学)・・・3万円か5万1,000円
私立大学(自宅通学)・・・3万円か5万4,000円
私立大学(自宅外通学)・・・3万円か6万4,000円
3万円・5万円・8万円・10万円・12万円のいずれかを選択
利子 なし 0.01%~0.33%
(平成28年度3月に貸付終了の場合)
成績に関する利用条件 高校の成績の平均が3.5以上 以下のいずれかを満たすこと
  • 高校での成績が平均水準以上
  • 大学で学ぶことに意欲的で、大学を卒業できる見込みがある
世帯年収に関する利用条件(※3) 世帯人数3人・・・657万円以下
世帯人数4人・・・747万円以下
世帯人数5人・・・922万円以下
世帯人数3人・・・1,009万円以下
世帯人数4人・・・1,100万円以下
世帯人数5人・・・1,300万円以下
保証人・連帯保証人 両方必要
(保証料を支払う場合は不要)
主な申込先 在学中の高校
主な申込時期 高校3年の春ごろ
貸付開始時期 大学入学後の4~6月ごろ
貸付期間 在学中
(毎年、継続願の提出が必要)
返済開始時期 貸付終了月の翌月から数えて7ヶ月目
返済期間 所得、貸付総額、分割払いの金額に応じて変わる
返済据置期間 在学中
(貸付が終わるまで)
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
公式URL http://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html

また、初年度のみ入学時特別増額貸与奨学金にもあわせて申込みできます。

基本情報
(※2)
入学時特別増額貸与奨学金
申込者 学生本人
(第一種奨学金もしくは第二種奨学金への申込者)
貸付額 10万円・20万円・30万円・40万円・50万円のいずれかを選択
利子 0.21%~0.53%
(平成29年3月に貸付終了の場合)
利用条件
(どちらか満たすこと)
  • 学生本人の年間収入と、配偶者の定職収入(年収)の合計が120万円以下
  • 国の教育ローンに申込み、なおかつ審査に落ちた方(このことを書類で証明できる方)
保証人・連帯保証人
主な申込先
申込時期
貸付の時期
返済開始時期
返済期間
返済据置期間
第一種奨学金・第二種奨学金と同じ
貸付期間 入学時1回のみ
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用 国の教育ローンとの併用は不可
公式URL http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/kijun/yoyaku/in/nyuzo.html

入学時特別増額貸与奨学金は、予約採用でしか申込みできないので注意してください。

※2
いずれも予約採用(高校3年生のときに申込む)を前提としていますが、大学入学後に申込む在学採用もあります。

※3
収入に関する基準は、以下の要素によって異なります。
・世帯人数
・保護者は給与所得者か給与所得者以外か
ただし、上の表では「保護者は給与所得者(つまり会社員や公務員)」の前提で金額を載せています。

日本学生支援機構 奨学金のメリット

  • 第一種は無利子
  • 第二種も年1%未満の低利子(しかも在学中は利子が発生しない)
  • 第二種に申込みをした場合、世帯年収の条件を満たしていれば利用できる可能性が高い
  • ほかの奨学金制度や貸付制度との併用が可能
  • 返済開始は卒業後

日本学生支援機構 奨学金のデメリット

  • 入学金の支払いに間に合わない
  • 基本的に連帯保証人と保証人が必要(保証料を支払えば連帯保証人・保証人なしで利用可能)
  • 第二種の場合、貸付終了時に金利が確定するため、それまでは何%になるかわからない(上限は年3%)
  • 申込み可能な期間がかぎられている
  • とくに予約採用の場合は、申込みから貸付を受けるまで1年ほどかかる
  • 安易に数百万円の大金を借りてしまい、後に返済できず破産するケースも増えている

日本学生支援機構の奨学金については下記の記事でも特集しています。

日本政策金融公庫 国の教育ローン

日本政策金融公庫「国の教育ローン」の場合、条件を満たせばまとまった金額を借りることができます。

簡単な概要をご紹介しましょう(平成30年1月現在の情報です)。

基本情報 日本政策金融公庫
国の教育ローン
申込者 保護者
貸付限度額 向こう1年間に必要な金額
(子ども1人につき最大350万円まで)
利子 原則 年1.76%
世帯年収に関する利用条件(※4) 子どもが1人の世帯・・・790万円以下
子どもが2人の世帯・・・890万円以下
子どもが3人の世帯・・・990万円以下
連帯保証人 必要
(保証料を支払う場合は不要)
申込先 日本政策金融公庫
申込時期 いつでも
貸付の時期 申込みから20日後~2,3ヵ月後
追加借入 子ども1人につきトータル350万円までなら追加借入可能(要申込み)
返済開始時期 借入日の翌月または翌々月
返済期間 原則15年以内(元金据え置き期間含む)
元金返済据置期間 在学中
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
公式URL https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

※4
世帯年収に関する基準は、「子供の人数」や「保護者が給与所得者かどうか」によって異なります。上の表内の金額は、「保護者は給与所得者(つまり会社員や公務員)」前提の金額です。なお、子どもの人数が2人以内の場合、特定の条件にあてはまると年収の上限が上がります。

国の教育ローンのメリット

  • 年1.76%の低利子
  • 1年中いつでも申込み可能
  • 向こう1年間に必要な金額(子ども1人につき最大350万円まで)を借りられる
  • 学生の成績は問われない
  • 申込みから融資までの期間が比較的短い(最短で20日以内)
  • 在学中は利息のみの返済でOK
  • ほかの奨学金制度や貸付制度との併用が可能

国の教育ローンのデメリット

  • 返済能力の審査があるので、審査次第で借入れできない場合がある
  • 借入れの翌月もしくは翌々月から返済が始まる
  • 基本的に連帯保証人が必要(保証料を支払えば連帯保証人なしで利用可能)

国の教育ローンについては、別の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

生活福祉資金貸付制度 教育支援資金

社会福祉協議会(※5)が実施する生活福祉資金貸付制度教育支援資金でも、教育資金を借りることができます。

ただし、この制度の利用条件は厳しく、誰でも利用できるわけではありません。

東京都の生活福祉資金貸付制度を例に、簡単に内容を紹介しましょう(平成29年5月の情報です)。

基本情報 生活福祉資金貸付制度
教育支援資金(東京都)
教育支援費 就学支度費
申込者 学生本人
貸付限度額 月6万5,000円 50万円
利子 なし
平均月収に関する利用条件
(※6)
2人世帯・・・27万2,000円以下
3人世帯・・・33万5,000円以下
4人世帯・・・38万5,000円以下
その他の利用条件
  • 返済できる見込みがある
  • 母子父子福祉資金、日本学生支援機構の第一種奨学金を利用できない(もしくは利用しているが足りない)
  • 都内在住
連帯借受人
(※8)
必要
(保護者にお願いすることが多い)
申込先 社会福祉協議会
申込時期 いつでも
貸付の時期 申込みからおよそ1ヶ月~1ヶ月半後
貸付期間 在学中
(年度ごとに支払証明書の提出が必要)
入学時1回のみ
返済開始時期 卒業後6ヶ月経過した翌月から
返済期間 14年以内
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用 日本学生支援機構の第一種奨学金・第二種奨学金は併用可
(※7)
公式URL http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/seikatsu/seikatusikinn_fukushi.html

上の表は東京都の情報ですが、教育支援資金の制度は全国に存在しています。

自治体によって制度の内容が異なりますので、注意してください。

※5
社会福祉協議会とは、福祉に関する事業を行う公的機関です。

※6
ここでいう「平均月収」とは、世帯の所得から、生活に必要な支出が控除されたものです。

※7
東京都の場合、制度の優先順位は下記のようになっています。
(1)各種給付制度(2)日本学生支援機構 第一種奨学金(3)母子及び父子福祉資金(4)生活福祉資金貸付制度 教育支援資金(5)日本学生支援機構 第二種奨学金
また、その他の公的な奨学金(無利子)との併用は原則不可です。

※8
借受人(申込者本人)と同じ支払い義務を負います。

教育支援資金のメリット

  • 無利子
  • 返済開始は卒業後
  • 1年中いつでも申込み可能
  • 学生の成績は問われない

教育支援資金のデメリット

  • 利用できる人が限られている(対象となるのは低所得者世帯)
  • 連帯借受人が必要
  • 申込み時、民生委員(※9)の自宅訪問がある
  • 無利子の奨学金制度(日本学生支援機構以外)と併用できないケースもある
  • 貸付期間中、社会福祉協議会職員との面談(月1回程度)がある

生活福祉資金貸付制度の特集も組んでおりますので、あわせてご覧になってみてください。

※9
非常勤の地方公務員です。地域住民に対して、必要な援助を行ったり、生活に関する相談に乗ったりします。

母子福祉資金・父子福祉資金

各自治体では、母子家庭・父子家庭を対象にした貸付制度(母子福祉資金父子福祉資金)があります。

もちろん、子どもの教育費も貸してもらえるので、母子家庭・父子家庭の方はまずこちらの利用を検討してください。

東京都を例に、簡単な概要を紹介しますね(平成29年度の情報です)。

基本情報 母子福祉資金・父子福祉資金(東京都)
修学資金 就学支度資金
申込者 母または父
貸付限度額 国公立大学(自宅通学)・・・月6万7,500円
国公立大学(自宅外通学)・・・月7万6,500円
私立大学(自宅通学)・・・月8万1,000円
私立大学(自宅外通学)・・・月9万6,000円
国公立・・・38万円
私立・・・59万円
利子 なし
利用条件
  • 都内に半年以上在住
  • 20歳未満の子どもを扶養している夫(妻)のいない人
  • 返済できる見込みがある
連帯保証人 母または父の収入によっては必要
連帯借受人 必要(学生本人が連帯借受人になる)
申込先 市区町村の役所の担当部署
申込時期 いつでも
貸付の時期 申込からおよそ1ヶ月~1ヶ月半後
貸付期間 在学中(年度ごとに支払証明書の提出が必要) 入学時1回のみ
返済開始時期 卒業後6ヶ月経過した翌月から
返済期間 返済開始から最大20年以内
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用 原則可(申込者の状況による)
公式URL http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hitorioya_shien/keizai/boshi.html

こちらの制度は全国に存在しますが、詳細は自治体ごとに異なります。

母子福祉資金・父子福祉資金のメリット

  • 無利子
  • 世帯収入や学生本人の成績は問われない
  • 在学中の返済は不要
  • ほかの奨学金制度や貸付制度との併用が可能
  • 1年中いつでも申込み可能

母子福祉資金・父子福祉資金のデメリット

  • 連帯借受人が必要
  • 世帯収入によっては連帯保証人が必要
  • 申込み時、母子(父子)自立支援員(※10)との面談が必要

実際に母子福祉資金を利用した方の体験談もありますので、参考にしてみてください。

※10
母子(父子)自立支援員とは、1人親家庭をサポートし、行政の支援へとつなげる役割を果たすボランティアの公務員です。

自治体の奨学金制度(貸与型)

自治体によっては、独自の奨学金制度を設けているところがあります。

自治体の奨学金制度の探し方

自治体独自の奨学金は、実施している自治体も少なく、募集人数も少ないのが特徴です。

「それでも探してみたい」という場合は、以下の方法で探してみてください。

1.日本学生支援機構のホームページで調べる

日本学生支援機構のホームページで検索できます。

日本学生支援機構「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/shogaku_dantaiseido/index.html#searc

こちらで、必要な情報を選択して探してみてください。

例)

※下の画像はタップで大きくなります。

自治体の奨学金制度を探す方法

2.自治体のホームページのチェック・電話問い合わせ

自治体の、教育委員会・子育て課・教育課・生活福祉課などのページに、奨学金に関する情報が掲載されている場合があります。

また、ホームページに情報がないところもあるので、電話で直接問い合わせることも大切です。

自治体の奨学金制度(貸与型)の例 茨城県日立市の場合

ここで、茨城県日立市の例を紹介しましょう(平成29年度の情報です)。

基本情報 奨学金制度(茨城県日立市)
修学資金 入学準備金
申込者 学生
貸付限度額 国公立(自宅通学)・・・月3万5,000円
国公立(自宅外通学)・・・月4万1,000円
私立(自宅通学)・・・月4万4,000円
私立(自宅外通学)・・・月5万4,000円
国公立・・・9万円
私立・・・25万円
募集人数 30人以内(大学、短大、専修学校の専門課程を含む)
利子 なし
収入に関する利用条件 保護者の収入が教育委員会の定める基準以内
成績に関する利用条件 高校の成績が教育委員会の定める基準以内
その他利用条件
  • 保護者が1年以上日立市に住んでいる
  • 保証人が日立市に住んでいる
  • 日立市以外からは奨学金を受けないこと
保証人 必要(家族が保証人になることが多い)
申込先 通っている高校
申込時期 2月1日~28日
貸付の時期 大学入学後の4月ごろ
貸付期間 在学中
(毎年4月に成績の提出が必要)
入学時、1回のみ
返済開始時期 卒業の翌年4月~
返済期間 卒業の翌年から10年以内
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
  • 貸与型の奨学金は併用不可
  • 給付型奨学金・教育ローンは併用可
公式URL http://www.city.hitachi.lg.jp/statics/hitachiu/1621/p010.html

茨城県日立市の奨学金制度のメリット

  • 無利子
  • 在学中は返済不要
  • 卒業後に日立市に住む場合は、返済総額の2分の1相当の補助を受けることができる

茨城県日立市の奨学金制度のデメリット

  • 募集人数が極めて少ない
  • 収入・成績に関する基準がある
  • ほかの貸与型奨学金と併用できない
  • 申込可能な期間が決められている
  • 保証人が必要
  • 入学金の支払いには間に合わない

大学の奨学金制度(貸与型)

大学によっては、独自の奨学金制度をもうけています。

大学の奨学金制度の探し方

自分の志望校、もしくは在籍する大学の奨学金制度を調べたい場合は、下記の方法を使ってください。

1.日本学生支援機構のホームページで調べる

日本学生支援機構のホームページで、各大学の奨学金制度を検索できます。

日本学生支援機構「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/shogaku_dantaiseido/index.html#searc

こちらで、必要な情報を選択して検索してみてください。

例)

※下の画像はタップで大きくなります。

大学の奨学金制度を探す方法

2.大学の公式ホームページのチェック・電話問い合わせ

大学のホームページをチェックするか、電話で直接、大学の学生課などに問い合わせてみましょう。

大学の奨学金制度(貸与型)の例 明治大学の場合

ここでは、明治大学の貸費奨学金を紹介しましょう(平成29年度の情報です)。

基本情報 明治大学 貸費奨学金
申込者 学生
貸付額 授業料年額の2分1
募集人数 およそ200人
利子 なし
年収に関する利用条件 給与所得世帯:897万円以下
(収入の種類、家族構成などによって異なる)
成績に関する利用条件 新入生:とくになし
2年生以上:既定の単位を満たすこと
連帯保証人 第一連帯保証人:保護者
第二連帯保証人:別世帯の成人(65歳以下)
申込先 明治大学
申込時期 新入生:入学願書提出時
2年生以上:3月下旬~4月
貸付の時期 8月上旬
貸付期間 在学中(毎年申請が必要)
返済開始時期 卒業した年の4月
返済期間 卒業後10年以内(1年おきに支払い)
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用 可(学内の他の奨学金との併用は不可)
公式URL https://www.meiji.ac.jp/campus/shougaku/

明治大学貸費奨学金のメリット

  • 無利子
  • ほかの奨学金制度や貸付制度と併用できる
  • 在学中は返済不要

明治大学貸費奨学金のデメリット

  • 募集人数が少ない
  • 収入・成績に関する条件がある
  • 連帯保証人が2人必要
  • 申込み可能な時期が決められている
  • 入学金の支払いには間に合わない

民間の奨学金制度(貸与型)

民間の団体や、企業がつくった公益財団法人が運営している奨学金制度も多数あります。

民間の奨学金制度(貸与型)の一覧

民間の奨学金制度(貸与型)のうち、主なものを下記にあげてみました。

民間の貸与型奨学金制度 URL
日本教育公務員弘済会 http://www.nikkyoko.or.jp/business/about.html
味の素奨学会 http://ajischolarship.com/
日本通運育英会 http://www.nittsu-ikueikai.or.jp/index.html
東京弁護士会育英財団 https://www.toben.or.jp/know/activity/ikueizaidan/
山口育英奨学会 http://yamaguchi-esf.or.jp/bosyu28/
吉原育英会 http://www.yoshiharaikueikai.or.jp/index.html
樫の芽会 http://www.kashinomekai.or.jp/about/
井上育英会 http://www.inoue-ikuei.jp/application.html
中部奨学会 http://www.kait.jp/~nakabe/scholarship-system.html

民間の奨学金制度を調べる方法は?

民間の奨学金制度は、下記の方法で探してみましょう。

1.自分で検索して情報を集める

下記のようなワードで検索してみましょう。

  • 奨学金
  • 教育費援助
  • 貸与
  • 奨学資金貸与
  • 返済支援制度

検索結果から、めぼしい制度を探します。

2.進学先の学校に問い合わせる

進学先の大学の学生課に問い合わせることも大事です。

民間の奨学金制度(貸与型)の例 日本教育公務員弘済会の場合

ここでは、例として日本教育公務員弘済会の奨学金制度を紹介しましょう(平成29年度の情報です)。

基本情報 日本教育公務員弘済会 貸与奨学金
申込者 学生
貸付限度額 1年につき25万円以内
(在学中最大100万円まで)
募集人数 不明
(平成27年度は2,115人の大学生が利用)
利子 なし
利用条件 大学在学中で、学費の支払いが困難と判断された方
(都道府県支部長の推薦が必要)
連帯保証人 必要
(親権者が連帯保証人になることが多い)
申込先 親権者の住む都道府県の日本教育公務員弘済会の支部
申込時期 在学中の2月~6月(※11)
貸付の時期 在学中の8月下旬~9月中旬(※11)
貸付期間 在学中
返済開始時期 卒業した年の12月から
返済期間 7年以内
(貸付額100万円未満の場合は5年以内)
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
公式URL http://www.nikkyoko.or.jp/business/about.html

※11
こちらは東京都の場合です。申込時期、貸付時期は支部や年度によって異なります。

日本教育公務員弘済会 貸与奨学金のメリット

  • 無利子
  • 在学中は返済なし
  • ほかの奨学金制度や貸付制度との併用可能

日本教育公務員弘済会 貸与奨学金のデメリット

  • 利用できる人数が限られている(都道府県支部長の推薦が必要)
  • 連帯保証人が必要
  • 申込みする時期が限られている
  • 入学金の支払いには間に合わない

遺児のための奨学金制度(貸与型)

不慮の事故、病気、自殺などで保護者を失った子どものために教育資金を貸し出す制度もあります。

遺児のための奨学金制度 URL
あしなが育英会 http://www.ashinaga.org/grant/scholarship.html
交通遺児育英会 http://www.kotsuiji.com/howto/index.html

遺児のための奨学金制度(貸与型)の例 あしなが育英会の場合

ここでは、例としてあしなが育英会の情報を紹介します(平成30年1月現在の情報です)。

基本情報 あしなが育英会 奨学金
修学資金 一時金
申込者 学生
貸付上限額 月4万円または5万円 私立学校入学一時金制度:40万円
大学等進学仕度一時金:40万円
利子 なし
募集人数 予約:450人
在学:160人
私立学校入学一時金制度:150人
大学等進学仕度一時金:400人
利用条件
(どちらかに当てはまること)
  • 父または母が、病気、災害(交通事故除く)、自殺で死亡した
  • 父または母が著しい障害を負っている
連帯保証人 必要
(保護者が連帯保証人となる)
申込先 あしなが育英会
申込時期 予約:6月30日(一次)、1月15日(二次)
在学:5月20日
対象者に個別に通知
貸付の時期 大学入学後の6月~7月ごろ
貸付期間 在学中
(年度ごとに生活状況報告書の提出が必要)
返済開始時期 貸付終了の6ヶ月後から
返済期間 最長 20 年
ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
公式URL http://www.ashinaga.org/grant/scholarship.html

あしなが育英会のメリット

  • 無利子
  • 収入や成績は問われない
  • 在学中は返済しなくていい
  • ほかの奨学金制度や貸付制度との併用可能

あしなが育英会のデメリット

  • 募集人数に制限がある
  • 申込み時に面接試験がある
  • 連帯保証人が必要
  • 申込み可能な時期が限られている
  • 入学金の支払いに間に合わない

まとめ

今回ご紹介した奨学金制度・貸付制度の情報を簡単にまとめてみました。

奨学金制度など 主な対象者 利子 貸付額 収入の条件 成績の条件 ほかの奨学金制度や貸付制度との併用
日本学生支援機構の奨学金(貸与型) 特定の対象者はなし なし~0.33%
  • 月3万~12万円
  • 10万~50万円(入学時のみ)
あり あり
日本政策金融公庫 国の教育ローン 特定の対象者はなし 1.76% 向こう1年間に必要な教育関連費用(最大350万円) あり なし
生活福祉資金貸付制度 教育支援資金 低所得世帯 なし
  • 月6万5,000円
  • 50万円(入学時のみ)
あり なし
(日本学生支援機構との併用は可)
母子福祉資金・父子福祉資金 母子家庭や父子家庭 なし
  • 月6万7,500円~月9万6,000円
  • 38万~59万円(入学時のみ)
なし なし 原則可
自治体の奨学金制度(貸与型) その自治体に住んでいる人 なし
の場合が多い
制度によって異なる あり
の場合が多い
制度によって異なる 制度によって異なる
大学の奨学金制度(貸与型) その大学の学生 なし
の場合が多い
制度によって異なる あり
の場合が多い
制度によって異なる 制度によって異なる
民間の奨学金制度(貸与型) 特定の対象者はなし なし
の場合が多い
制度によって異なる あり
の場合が多い
制度によって異なる 制度によって異なる
遺児のための奨学金制度(貸与型) 父または母を、病気・災害・自殺で亡くした子ども なし
の場合が多い
制度によって異なる 制度によって異なる なし
の場合が多い

の場合が多い

奨学金制度・貸付制度を探すときの注意点

  • とにかく自分から情報収集をすること
  • 収入や成績などの利用条件に注意
  • 申込可能時期・貸付開始時期に注意
  • 連帯保証人は原則必要
  • 他の貸付制度・奨学金との併用の可否は要チェック

いかがでしたか?

できるだけ無利子・低利子で教育資金を借入れるためにも、今回の情報が助けになると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

ぽっくん、大学に行くために、英語のお勉強しているんでしゅ!

すげーな!ところで、くまお!サングラスって英語で何ていうんだ?

グラサンぶぁい!

関心だなー

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