次は夫の自己破産と会社の倒産手続。私といえば薬漬けでモウロウ

【この体験談について】
夫と義父の失業をきっかけに家族で起こした会社。その資金繰りのために私は多額の借金を背負ってしまいました。結果的に私も夫も自己破産することになったのですが、私は借金や義父母のプレッシャーによりうつ病になってしまったのです。結局、病気のせいで夫とも離婚し、母子家庭で生活保護を受けることに・・・。今回は、そのときの様子を体験談形式でお伝えしたいと思います。

【前回のあらすじ】
ようやく無事に終わった自己破産。
「これで私の病気は治る!!」そう思っていました。
ところが、本当の試練はここからでした。

【この記事を最初からお読みになる場合は、
多額の借金を抱えて自己破産!ストレスでうつにもなった私の壮絶人生』からご覧ください。】

主人も自己破産をすることに・・・!

私が自己破産をしてから約半年後、ついに主人まで自己破産をする事になりました。主人の自己破産も、私がお願いした弁護士先生であれば話が早い。という事で、先生に話しに行き、お願いしました。

主人の場合、持ち家の3分の1の名義を所有しておりましたので当然ながら家を処分しなければなりませんでした。

これが本当に大変だったと、後から聞かされました。

私は1人暮らしを始めていましたから、どの様に主人が義父母に話をしたかわかりませんが、かなり勇気がいったと思いますし、やっと手に入れた家を手放さなければならない主人の心情は穏やかではなかったと思います。

義父母は、自分達の生活が危ういと「お金貰わないと生活出来ないよ!」と言うだけで、本当に何も知らずにいたのでパニック状態に陥ったのではないかと思われます。

主人の自己破産は、私の時よりももっと時間がかかりました。
先ほど少し触れましたが、持ち家を処分するという事は住む場所が無くなるということですし、会社の存続に関しても考えなければなりませんでした。

まず初めに、持ち家を処分する前に転居先を決め引越しをしました。
主人は今まで義父母と同じ屋根の下で生活をしていたから、私がうつ病になってしまったと考え、転居先は義父母とは別にしました。

そして、一旦全てを精算した方が良いとも考え、会社も一度たたむ事にしたのですが、そこがまた大きな問題となってしまったのです。

当時、主人は38歳だったので働き口はたくさんありました。ところが、義父は60歳を超えていましたので働き口がありませんでした。

となると、義父母の生活費というのは、義母の内職分だけとなります。1ヶ月4~6万円にしかならない内職で、家賃・光熱費・食費・・・なんて払える訳がありません。

義父母は、持ち家の売却に関しては致し方ないと思ったようでしたが、転居先が主人と別になることに関してはなかなか納得せず、時間をかけて説得を重ね、ようやくそれぞれの転居先が決まりました

その間約2ヶ月でした。
最終的には、義父母には生活保護を受けてもらい、義父の働き口が見つかり次第、生活保護はやめる、という事になったのです。

持ち家を処分したお金で転居先の敷金・礼金にあて、残ったお金で仕入れ先への支払いを済ませました。

後は弁護士先生への着手金と成功報酬という事で、なくなってしまいました。ちなみに、主人の自己破産額は約700万円で、弁護士先生にお支払いする金額は下記のとおりでした。

着手金:30万円
成功報酬:40万円

主人は私ほど借入件数も借入金額も多くなかったので、費用も私より少なかったのだと聞いています。

そして会社に関しては、支払いが残っている状態での倒産だと、弁護士先生の他に管財人な必要なため、さらに費用がかさむのですが、今回は会社に関する支払いは全て精算した上での破産なので、管財人は入れずに廃業届を提出するだけで済みました。

その後、所有していた自動車も売却し、私と同じ自己破産の流れを辿り、主人も無事に免責がおりました

病気を治すために、一人暮らしを続けることに

主人の自己破産から数週間後の事です。
主人から、「一度これからの事を話し合おう。」と言われ、2人で会いました。

その頃の私といえば、相変わらず薬漬けでいつもモウロウとしていて、主人と話をしていても気付けば眠ってしまっている状態でした。

そんな私に主人は、「そろそろ家へ戻れないかなぁ?親父もお袋も居ないから・・・」と言ってくれたのですが、私はまともに話が出来る状態ではなくなってしまったため、また改めて話し合う事になりました。

数日後、私の通院の日がやってきたので病院へ行き、主人に言われた事を先生に話しました。先生からは「お姑さんの転居先と、戻ろうと考えてらっしゃる転居先は近いですか?」と聞かれました。

「そこまでは聞いていません。どうしてですか?」と聞き返すと、先生は、

「今回 森村さんのうつ病は、根本的な原因はお金という事でしたが、お話をよく聞くと、お姑さんとの関係もうまくいってなかったと考えられます

お姑さんとの関係がうまくいっていれば、気軽に相談も出来たかもしれません・・・。その結果、森村さん1人で抱え込んでしまったので病気になったと僕は思うんですよ。

なので、今の時点でまたお姑さんが頻繁に出入りするような家であれば、例え寝る場所が違っていても"見張られてる"とか"探られてる"などと思ってしまい、いわゆる『強迫観念』となって余計に病気を悪化させてしまうのではないかと思います。

とにかく、ご主人に話をして頂いてから電話で構いませんから、ご連絡下さい。」

とおっしゃいました。

私は先生の話の中の『強迫観念』という言葉があまり理解出来ていませんでしたが、言われたとおり、帰宅後、主人に電話で話しました。

主人に先生からの話をすると、「歩けば10分ぐらいのところだから、犬の散歩では来れるなぁ・・・」と言われ、翌日病院に電話をし、先生に取り次いでもらい、その事を話しました。

先生は「そうですかぁ・・・やはり、危険ですねぇ。悪化すると思いますけど、森村さんがどうしても戻りたいとおっしゃるなら私には止める権利はありませんので。後はご主人とよく話してみて下さい。もちろん、ご主人が僕に聞きたい事があるようでしたら、電話してもらって構わないですから・・・」と言い、私は「わかりました。もう一度主人と話してみます。」と電話を切りました。

その日は主人と話す気になれず、考えながら眠っていました。

そして、翌日の夜、主人に電話をして先生との話を伝えました。
主人は「どうしたいの?」と私に聞いてきました。

私は「病気が早く治るのなら、先生の指示に従いたい。」ときちんと自分の意思を伝えました。

それから数日後、主人から「この間の話だけど、やっぱり先生の指示に従おう。子供の事は俺が子供と話をしてみるから・・・」という電話がありました。

私は子供がどうなるのか心配でしたが、主人は子供を大切にしてくれているし、今子供が生活しているところは私の実家だし、絶対に悪いようにはならない。と信じ、病気を治す事だけを考えていました。

【この続きはこちら】
借金問題は解決したのに、悪化する自傷行為とパニック症候群【体験談】』からお読みください】

【この体験談特集の目次】
1,多額の借金を抱えて自己破産!ストレスでうつにもなった私の壮絶人生
2,会社の資金繰りと生活費に困り、キャッシングに手を出すことに...
3,資金繰り、融資のために個人でキャッシングを繰り返すように・・
4,借金の不安からくるストレスで突然体調に!心療内科に行ってみると...
5,借金のストレスが原因?ついに「うつ病」と診断された。
6,うつ病で廃人のようになり、家族3人バラバラに暮らすことに
7,市の弁護士会、区役所への相談。自己破産すべきかを迷う。
8,借入件数42件、借金1,200万円の自己破産手続き。審査に通るのか?
9,ついに免責許可がおり、自己破産完了!さらなる試練のはじまり
10,次は夫の自己破産と会社の倒産手続。私といえば薬漬けでモウロウ
11,借金問題は解決したのに、悪化する自傷行為とパニック症候群
12,ついに離婚、家庭崩壊へ。主人と義母の顔が重なり限界でした。
13,母子家庭となり、生活保護の受給申請。新生活のスタート
14,生活保護中に申込んだクレジットカード。奇跡的に審査通過!
15,自己破産、うつ病、生活保護受給、今回の経験を通して学んだこと

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