銀行カードローン申込み方法の各社比較。書類提出~審査の流れなど

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銀行のカードローンを申込みをするときは、必ず窓口まで出向かなくてはいけないのでしょうか?

「銀行の窓口に行くのが面倒...」
「銀行に行く時間なんてないよ!」

という方も多いと思いますので、今回は、銀行各行のカードローンの申込方法、申込資格について比較しながら調べてみましたので、申し込み方法がよくわからないという場合には役立つ内容になっていると思います。

銀行に行かなくても申込める?「窓口」以外の申込み方法

「申込み」と聞くと、手続きを済ませるのに店頭まで足を運ばなくてはならないイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

手続きの順序や流れは、それぞれ若干異なる部分もありますが、おおむね以下のような流れになります。(すべての銀行が以下のサービスを網羅しているとは限りません。)

ところで、余談ではありますが、カードローンを借り換え目的で使う方も最近は増えてきています。しかし、カードローンの借り換え先を選ぶときには注意が必要です。不安な場合はこのサイトの無料相談コーナーか、もしくは信頼出来る家族、友人、知人に相談するようにしてください。

どの申込方法にも共通する一般的な流れ

  • 1申込書の記入・提出
    申込書に記入するのは「個人情報」です。自身のプロフィールから家族構成、自宅電話の有無、自宅情報、勤務先情報など細かに記入します。
  • 2身分証明・収入証明となる書類のコピーを提出
    これは申込前に事前に用意しておきましょう。(具体的にどんな書類を用意すべきかは次項で説明します)
  • 3保証会社による審査
    これは「申込者に返済能力があるか」どうかを判断する審査です。個人信用情報機関から申込者の信用情報を参照します。

    過去、現在のローンの履歴、金融事故(返済の延滞、不払いなど)の有無、他社への申込履歴などをチェックします。(信用情報とは?キャッシングやカードローンの利用と信用情報の関係とは?について詳しくまとめているページはこちら
  • 4審査結果の確認
    審査時間は消費者金融より多少長くなるものの、最短即日で審査結果が通知される銀行も増えてきました。

    申込日時によって、翌営業日になるところもありますが、今は小一時間で済むところも増えて生きています。気になる場合は申込前に一度確認しておきましょう。
  • 5契約書類の記入・提出
    審査に通ったら、いよいよ本契約の手続きです。契約を交わす前に、もう一度、利用規約などの契約文書をよく読んでおくといいでしょう。
  • 6カードローン開設・受け取り
    これも銀行によって開設までの時間が異なります。その場ですぐにもらえることが多いようですが、ネット申込、郵送申込であれば配送の都合上、カードが届くのに2~3日かかることもあります。

以上の流れを基準に、「窓口で申し込む」以外の申込方法とその流れを紹介していきます。

インターネット

  • 1銀行のホームページにアクセス
  • 2申込フォームを入力・送信
  • 3申込内容の確認(確認の電話がかかってきます)
  • 4保証会社による審査
  • 5審査結果の通知(メールや電話がかかってきます)
  • 6契約書類の郵送(郵便物が送られてきます)
  • 7本人確認できる書類を同封し返送
  • 8カードローン口座開設・カードの郵送(郵便物が送られてきます)

電話

  • 1銀行の専用ダイヤルに電話
  • 2音声ガイダンスに従い必要事項を伝える
  • 3保証会社による審査
  • 4申込内容の確認、審査結果の通知(電話がかかってきます)
  • 5契約書類の郵送(郵便物が送られてきます)
  • 6必要書類を同封した書類を返送
  • 7カードローン口座開設・カードの郵送(郵便物が送られてきます)

郵送(主にその銀行の普通口座を持っている方が対象)

  • 1店頭備え付けの申込書に必要事項を記入
  • 2身分証明書(コピー)などの必要書類を同封し申込書を送付
  • 3保証会社による審査
  • 4審査結果の通知(電話がかかってきます)
  • 5契約書類の郵送(郵便物が送られてきます)
  • 6契約書類を記入・返送
  • 7カードローン口座開設・カードの郵送(郵便物が送られてきます)

テレビ窓口

  • 1支店のATMコーナーにある「テレビ窓口」を利用する
  • 2電話オペレーターのガイドに従い、申込手続きをする
  • 3保証会社による審査
  • 4その場で審査結果通知
  • 5本人確認書類・収入証明書を受付で提出
  • 6カードローン開設

どの申込方法でも言えることですが、申込前は「利用規約」に必ず目を通しましょう。難しくてわからないところは業者さんに聞くか、自分で調べるなどして、全ての内容を理解するよう努めてください。

大手銀行カードローン申込み方法一覧表

大手銀行の申込方法の比較表を作成しました。申込みを検討している場合は要チェックです。

ネット
申込
電話
申込
郵送
申込
テレビ
窓口
即日
融資
口座
振込
三井住友カード カードローン
※時間帯要確認

※マイカードプラス加入
三菱UFJ銀行カードローン ×
※SMBCダイレクト加入
みずほ銀行カードローン
※時間帯要確認

※みずほダイレクト加入
住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) × × × ×
楽天銀行スーパーローン × × ×
オリックス銀行カードローン × × ×
じぶん銀行じぶんローン × × ×
※口座必須

三菱UFJ銀行と楽天銀行の申込方法は他社より便利

今はどの銀行もネット申込を受け付けているからか、申込方法の利便性については極端な差はありません。ただ、その中でも比較的特徴のある銀行は以下の2社です。

三菱UFJ銀行カードローン(年利:年1.4%~年14.6% 限度額:10万円~800万円)

申込方法の幅の広さは随一です。また、審査通過後であれば、契約を交わす前でも融資可能なところは魅力です。さらに同時に以下の3つの条件を兼ね揃えている銀行はなかなかありません。

  • 124時間、インターネットで申込可能
  • 2テレビ窓口なら最短で翌日以降にカードを発行(土日祝日も可能)
  • 3申込方法は6種類と豊富(FAX、ネット、電話、モバイル、郵送、テレビ窓口)

※テレビ窓口で発行したカードは、受け取った日の翌営業日以降から使えます(審査に通過した場合)。

楽天銀行スーパーローン(年利:1.9%~14.5% 限度額:10~800万円)

ネット申込の利便性に長けています。他社と比べて便利な点は以下です。

  • 申込ツールとしての「スマートフォン用アプリ」を導入

スマートフォン用アプリは、一度ダウンロードしてしまえば申込から証明書の提出、口座開設までアプリ一本で済ませることができます。

審査スピード重視ならズバリ!「テレビ窓口」

支店へ行く余裕のある方は、「テレビ窓口」を利用して申し込むことをオススメします。

最短で翌日以降にカードが発行されます(※1)ので、おそらく一番スピーディーな申し込み方法です。(テレビ窓口があるのは、三菱UFJ銀行カードローン三井住友銀行カードローン(※2)

※1 利用できるのは翌営業日以降です。審査次第でさらに時間がかかることもあります。
※2 三井住友銀行カードローンは最短当日審査可能です。ただ、申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。

最後に、銀行のカードローンの申込資格、必要書類についても触れておきたいと思います。

銀行カードローンの申込資格とは?

この条件を満たしていないとカードローンに申込むことは原則できません。各社 少なからず条件に違いがありますので、ここでは一般的な基準を紹介していきます。

年齢が「満20歳以上、65歳以下」であること

多くの銀行がおおむね「20歳~65歳」という基準を設けています。ただし、銀行によって若干の差があり、例えば「楽天銀行スーパーローン」の年齢上限は「満20歳以上、62歳以下」です。

※ クレジットカードの場合は、親権者の同意を得て、なおかつ18歳以上であれば申込可能ですが、カードローンの場合はそれが認められません。

※ 「65歳未満」という年齢上限を設けているのは、不払いのリスクを避けるためです。しかし、毎月安定した収入があれば申込みを認めているところもあります。

※ パート・アルバイト、専業主婦は60歳以下

国内に居住する個人であること

外国人の場合は、永住許可を受けている方のみとなります。

原則安定した収入があること

正社員であることが望ましいですが、毎月きちんと収入があれば、アルバイト・パートの方でも申込みは可能です。ただし、毎月収入があると言っても、月3万円のお小遣い程度だと少々厳しいかもしれません。

保証会社の保証を受けられること

銀行によって「保証会社の保証を受けられること」を条件にしているところもあります。保証会社とは、連帯保証人のような役割を持つ会社のことです。

保証人や担保がない申込者が対象で、保証会社となる会社は信販・消費者金融がほとんどです。

例えば、三菱UFJ銀行ならグループ会社である「アコム」がそれに該当します。万が一、債務者の返済が滞ったときは保証会社(アコムなど)がそれを弁済し、以降は回収も保証会社が行います。保証会社の保証を受けられないと申し込むことができません。

銀行カードローンに申し込むには何が必要?

必要書類は主に以下の2つです。

本人であることを証明できるもの

どの銀行でも必須の書類です。現物である必要はなく、コピーでOKです。以下のいずれかを一つ用意しましょう。

  • 運転免許証(変更事項がある場合は両面をコピーする)
  • パスポート(写真およびご住所のページ)
  • 各種健康保険証(※)(被保険者および被扶養者のページ)
  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 住民基本台帳カード(変更事項がある場合は両面をコピーする)

(以下は外国人の場合)

  • 在留カード(変更事項がある場合は両面をコピーする)
  • 特別永住者証明書(変更事項がある場合は両面をコピーする)
  • 外国人登録証明書

※保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載をされている場合は、当該部分を隠して送ります。

所得を証明できるもの

50~100万円以上の融資である場合、ほとんどの銀行で必要になる書類です。それ以下の少額融資であれば必要のないところもありますが、一応知識として把握しておくとよいでしょう。具体的には以下の書類のいずれか一つ用意します。

  • 源泉徴収票
  • 課税証明書
  • 給与明細書
  • 確定申告書

どの書類も手元にない場合は、市区町村で「所得証明書」を発行してもらう必要があります。

【この記事の筆者】
英(仮名)
1987年生まれ。家計が逼迫し、大学時代にはじめて消費者金融を利用する。20万、30万と債務は増えていくが、滞りなく完済する。借金できない両親の事情をきっかけに知識を深め、現在は副業でライティング活動を行なっている。

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