キャッシングは収入証明が必要?収入証明が不要な会社をまとめてみた

キャッシングやカードローンの利用を申込んだとき、金融機関から「収入証明」の提出を求められることがあります。「収入証明」とは、「収入を証明する書類」のことで、たとえば以下のような種類があります。

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 給与明細書(賞与明細(賞与がある場合))
  • 所得証明書(住民税課税決定通知書等)

金融機関のホームページを見ると、いずれの書類も年収や月収の金額が掲載されている最新のものが求められているようです。

最近は、収入証明が不要の銀行のカードローンが増えてきていますよね。特に楽天銀行スーパーローンはCMでも積極的にそのあたりをアピールしています。

さて、この「収入証明」ですが、キャッシングやカードローンを申込むときに必ず提出が求められるものなのでしょうか?それとも、提出不要の場合もあるのでしょうか?私の記憶では、提出が不要のケースもあったような気がします。

そこで今回は、『キャッシングやカードローンの申込みのときに収入証明の提出が必要な会社、不要な会社』について調査し「キャッシングやカードローンの申込には収入証明が必ず必要なの?」という疑問にお答えしたいと思います。

調査に使用する情報は、キャッシングやカードローンの会社のウェブサイト等のネット上に公開されているものです。それでは、さっそく見ていきましょう。

収入証明が必要な会社、不要な会社

まず、「カードローンやキャッシングの申込のときに収入証明が必要かどうか」を調べてみました。調査対象は、カードローンまたはキャッシング商品のある大手銀行5行と非銀行系の大手金融機関5社です。

結果を銀行系と非銀行系に分けて、商品毎に一覧表にまとめたものを掲載します。

銀行系

金融機関名 商品名 限度額 収入を証明する書類の提出要否
イオン銀行 イオン銀行カードローン 30~800万円 不要
千葉銀行 ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス> 30~500万円 必要。
51万円以上の限度額をご希望の場合は、本人の収入を証明する資料(源泉徴収票・所得証明書・税額通知書等)のコピーが必要。
三菱東京UFJ銀行 三菱東京UFJ銀行カードローン 10~500万円 必要。
200万円超の限度額をご希望の場合は、本人の収入を証明する書類を用意。
楽天銀行 楽天銀行スーパーローン 10~800万円 必要。
ただし、限度額300万円以下で契約する場合、収入証明書は原則不要。
オリックス銀行 オリックス銀行カードローン 800万円(最高) 必要。
ただし、希望金額が300万円以下の場合、原則、所得証明不要。

非銀行系

金融機関名 商品名 限度額 収入を証明する書類の提出要否
オリックス・クレジット オリックスVIPローンカード 30~800万円 必要。
給与明細・源泉徴収票・確定申告のいずれかの写し(お勤めの方)/課税証明・確定申告のいずれかの写し(自営業の方)。
アコム アコムのカードローン 1~800万円 必要。
借入総額※により収入証明書類(源泉徴収票等)が必要。(※他社を含めた借入総額が100万円を超える場合/アコムの利用が50万円を超える契約を行う場合)
モビット モビットカードローン 1~800万円 必要。
運転免許証・健康保険証等の写し、現在の収入を証明する源泉徴収票等の写し。
プロミス プロミスのフリーキャッシング 1~500万円 必要。
借入総額※により収入証明書類(源泉徴収票等)が必要。(※ご希望の借入額が50万円を超える場合/ご希望の借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合)
セゾンファンデックス SAIS◎Nのローン百選『VIP』(一般コース) 500万円 必要。
収入を確認できるもの/源泉徴収票コピーまたは給与明細書コピー(融資金額が50万円以下の場合、原則不要)

上の表から次のようなことがわかります。

銀行系

  • イオン銀行1行だけが、条件なしで収入証明が不要(限度額上限は50万円)
  • 一方、残りの4銀行は限度額こそ異なるものの、100万円など一定限度額を超える場合は収入証明の提出が必要

非銀行系

  • 各社ともすべて収入証明が必要
  • ただし、アコムとプロミスの二社は、他社借入も合算した借入総額が100万円を超える場合、または申込みした会社の借入額が50万円を超える場合のみ必要

こうしてみると、銀行系と非銀行系で傾向が少し異なるものの、ほとんどの金融機関が収入証明の提出を必要としています。

では、銀行系と非銀行系の傾向の違いは、いったい何によるものなのでしょうか?また、同じ業界でも収入証明の提出が必要なところと、不要なところに分かれているのはなぜでしょうか?

収入証明はなぜ必要?

顧客から提出された収入証明書は、キャッシングやカードローンの利用申込を受けた各金融機関がローンの審査をするときに、申込みをした顧客の返済能力を確認するために使われています。

実は、キャッシングやカードローンの利用申込のときに、収入証明書の提出が必要なのは、規制(法律)によって提出が義務付けられているからなのです。

規制(法律)の例として、貸金業法の第十三条(一部抜粋)を見てみましょう。

(返済能力の調査)

第十三条

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

~中略~

貸金業者は、前項の場合において、次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときは、第一項の規定による調査を行うに際 class="basic"し、資金需要者である個人の顧客(以下この節において「個人顧客」という。)から源泉徴収票その他の当該個人顧客の収入又は収益その他の資力を明らかにする事項を記載し、又は記録した書面又は電磁的記録として内閣府令で定めるものの提出又は提供を受けなければならない。

~中略~

次に掲げる金額を合算した額が五十万円を超える場合

当該貸付けの契約に係る貸付けの金額

当該個人顧客と当該貸付けの契約以外の貸付けに係る契約を締結しているときは、その貸付けの残高の合計額

次に掲げる金額を合算した額が百万円を超える場合

当該貸金業者合算額

指定信用情報機関から提供を受けた信用情報により判明した当該個人顧客に対する当該貸金業者以外の貸金業者の貸付けの残高の合計額

上の条文を読み解くと、次のことがわかります。

貸金業法の規制対象となる金融機関(貸金業者)の場合

  • 貸金業法によってキャッシングやローンの申込者から収入証明の提出を求めることが義務付けられている
  • 提出が義務付けられているのは、貸出金額が50万円を超える場合、もしくは他の契約や他社の貸出金額と合算で100万円を超える場合だけ

貸業法の規制対象外の金融機関(銀行)の場合

  • 貸金業法の規制の金額の制約(単独貸出金額で50万円超または合算貸出金額で100万円超)はない
    銀行は、貸金業法の規制対象外の金融機関なので、貸金業法の制約はありません。ですが、表1を見ると100万円を目安として収入証明の提出を求めているところが多いことがうかがえます。

まとめ

ここまでの調査結果から、「キャッシングやカードローンの申込のときに収入証明の提出が必要かどうか」は次の二つの要素で決まることがわかりました。

  • 1申込んだ金融機関が貸金業者か否か?(=貸金業法の規制対象か否か)
  • 21社の申込(貸出)金額または複数社の合計貸出金額

上記の二つの要素の組合せを、表3にまとめてみました。

収入証明書が必要な
申込(利用)金額
貸金業法の規制対象
規制の対象 規制の対象外
貸金業者(非銀行) 銀行
1社申込(貸出)
金額の規制
50万円超 なし
合計貸出金額の規制 100万円超 およそ100万円超(100万円でない銀行もある)

表3から、「キャッシングに収入証明が不要な会社」を簡単に探す方法が以下の2つであることがわかります。

  • 貸出限度額が50万円以下のキャッシングやカードローン商品を探す(銀行系、非銀行系共通)
  • 貸出限度額が100万円以下の銀行系のキャッシングやカードローン商品を探す

まとめますと、貸金業法の規制の対象となる貸金業者の場合は、限度額が50万円以下の商品、貸金業法の規制の対象にならない銀行の場合は限度額が100万円以下の商品の中から「収入証明の提出が不要な商品」を探していくのが近道ということがわかりました。

同じ貸金業者や銀行でも、キャッシングやローン商品の限度額によって収入証明の提出要否が異なることに気をつけましょう。

最後に、収入証明が不要な銀行系カードローンで当サイトから人気があるのは、アコム楽天銀行スーパーローンなどです。試しに評判やクチコミなどを調べておくとよいかもしれません。

→アコム申込み前に知っておきたいアコムの悪い点、第三者視点の評価

→楽天銀行スーパーローンの気になる悪いクチコミ、マイナス評価

最後に、総量規制については、『総量規制の例外は4つ!おまとめローンや個人事業主への貸付け』、『総量規制対象外のカードローン一覧。審査や選び方などの解説まとめ』が参考になりますので、ぜひ読んでみてくださいね。

【この記事の筆者】
金田 金太郎(仮名)
1978年生まれ。29歳のときにキャッシングで借り入れた資金300万円を元手に株式投資で最高200万円の投資収益を獲得。が、悪運は長く続かず最終的に1000万円を超える借金を負うことに。その後、自己破産により借金からは開放されたものの、当時の経験を元に現在は副業で借金返済カウンセラーとして活躍している。

カードローン申込数ランキング

今日中にお金を借りたい人に、一番選ばれているカードローンは?

同じテーマのログ(記事)ランキング

人気のログ(記事)ランキング

同じテーマの記事の一覧

カテゴリ一覧

キャッシングの基礎
ローンの基礎知識
キャッシングの体験談
注目の特集
レビュアーによる検証
債務整理体験談
全国各地のむじんくん(自動契約機)の詳細情報