えっ!勝手にリボ払いにされてる?知らぬ間自動リボ払いに要注意!

クレジットカードの利用明細をみると、「一括払い」にしたはずなのに、いつの間にか「リボ払い」になっていて、本来は支払う必要のなかった金利手数料を払う羽目になった...

最近、こんな経験をされたことのある方が増えているそうです。

自分では設定したつもりがないのに、いつの間にかリボ払い設定になっている。

いうならば「知らぬ間リボ」ですね。

ご存知のとおり、リボ払いは金利が高額なことで有名です。リボ払いのことを悪魔と呼ばわりする人もいますね。

今回、どういう理由でこの知らぬ間リボが起こるのか、よくあるケースとその原因を探ってみました。

また、知らぬ間リボを回避するためにはどうしたらいいのか、最後にその対処法も紹介しています。

クレジットカードを日頃から利用しているなら、ぜひ一度目を通してみてください。

「リボ払いとは何なのか?」「どういうしくみなのか?」については、『リボ払いと分割払い、どっちがお得?嫌われ者のリボ払いはなぜ危険か」』などで詳しく解説しています。

気づいたら借金100万円!?「知らぬ間リボ」の怖いエピソード集

クレジットカードで会計するとき、支払回数を指定しますよね。

その時、クレジットカードの設定が「リボ払い」になっていると、会計時に「一括払い」や「分割払い」を指定しても、リボ払いとして処理されてしまうことは意外に知られていません。

「知らぬ間リボ」の被害はこのようにリボ払いの設定になっていることに、なかなか気が付きにくいことが問題のひとつです。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。原因は、主に3つです。

  • 1クレジットカードに申込みをした際、カードの支払設定(初期設定)がリボ払いになっていることに気づかなかった
  • 2リボ払い専用のカードを通常のカードだと思って使っていた
  • 3カード会社から勧められてキャンペーンに応募したら、カードの支払設定がリボ払いに変わっていた

くわしく解説していきましょう。

(1) カードの支払設定(初期設定)がリボ払いになっていることに気づかなかった

Aさんは日頃からクレジットカードを愛用しています。

毎月数万円は何かしらカードで買い物をしていました。支払方法はいつも一括払い。分割払いやリボ払いを利用したことはありません。

また、引落用の口座にはいつも多めにお金を入れていたので、これまでで引落しされなかったことは一度もありませんでした。

そんなAさんですが、ある日、インターネットショッピングで少し大きな買い物をしようと思い、いつものようにクレジットカードを取り出しました。

ところが、それまで何の問題もなく使えていたカードがなぜか利用できない...!

理由は限度額がいっぱいだからとのこと。

「おかしい!クレジットカードのショッピング枠は100万円あるはずなのに!!」

寝耳に水の事態に困惑したAさんは、さっそくカード会社に問い合わせました。そこで驚愕の事実が発覚したのです。

「お客様のご利用のカードの支払残高は99万8,763円でございます。

「え...?」
ますます困惑するAさん。

よくよく話を聞くと、Aさんの利用しているカードの支払設定が「リボ払い」になっている、とのこと。

「リボ払いにした覚えなんてない!」

そう訴えると、

カード入会時からそのように設定されていらっしゃいますが...」と言われてしまいます。

Aさんは普段 通帳の記帳をせず、クレジットカードの明細も確認していなかったので、「毎月いくら引き落とされているか」を調べたことがありませんでした

これまでAさんは、「一括払い」のつもりでカードを利用してきましたが、実はそれらが全て「リボ払い」として処理されていたのです。

通常、一括払いを指定した場合、翌月の支払日に利用額全額が引き落とされますが、これまでAさんの口座から引き落とされていたのは、毎月1万円 + 金利手数料を合わせた金額だけだったのです。

ようやく事態を把握したAさんは、あわてて今ある残高を一括返済すると申し出ました。

それでも、これまでに支払った金利手数料はすでに10万円ほど。これはAさんが本来支払う必要のなかったお金です。

もし仮に、このまま支払設定がリボ払いになっていることに気づかなかったとしたら、Aさんは年15%の金利手数料を延々払い続けることになっていたでしょう。

(2) リボ払い専用のカードを通常のカードだと思って使っていた

初めて海外旅行に行くことになったBさん。

多額の現金を持ち歩くのは不安なので、クレジットカードを作ることにしました。

カードを申込んでから数週間後、Bさんの自宅にカード会社からの封筒が届きました。開けると、同じようなカードが2枚入っています。

「1枚は予備なのだろう」と思い、Bさんはそのうち1枚を持って海外旅行へ行きました。

現地ではクレジットカードを使って楽しくショッピング。支払方法はすべて「一括払い」にしました。

その後無事帰国し、さらに数週間経った頃、Bさんの自宅にカード会社から明細書が送られて来ました。

しかし、かなりたくさんの買い物をしたはずなのに請求金額は1万円ちょっと。

不思議に思ったBさんは、すぐにカード会社に問い合わせました。

すると、

「お客さまご利用のカードはリボ払い専用カードとなっております。

なんと、Bさんが旅行先で使っていたのは、リボ払い専用のカードだったのです。

Bさんに届いた2枚のカードは、1枚が通常のカード、もう1枚はリボ払い専用のカードでした。

そして、Bさんが海外旅行に持って行ったカードこそ、リボ払い専用カードだったのです。

Bさんは2枚のカードを見比べてみました。

2枚ともほとんど同じに見えるのですが、片方のカードに小さい文字で「REVOLVING」と刻印されていました。

さて、事態を把握したBさんはすぐに一括返済をすることに。

Bさんの場合、すぐに明細をチェックしたのでほとんど手数料を支払わずに済みましたが、このまま気づかずにいたら先ほど紹介した(1)の事例のようになっていたかもしれません。

(3) カード会社から勧められてキャンペーンに応募したら、カードの支払設定がリボ払いに変わっていた

Cさんは仕事の付き合いでクレジットカードを作ったものの、届いてから数か月間、一度も使うことはありませんでした。

そんなクレジットカードの存在も忘れかけていたある日、カード会社からダイレクトメールが届きます。

内容は、キャンペーンのお知らせでした。このキャンペーンに応募すれば、もれなく1,000ポイントが進呈されるとのこと。

タダでポイントをもらえるならもらっておこうと、Cさんは迷わず応募します。

その後しばらくして、Cさんのカードに1,000ポイントが付与されました。Cさんはさっそく、前から欲しかった音波式電動歯ブラシをポイントで購入したのです。

それから数ヶ月経ったある日、Cさんはパソコンを買うことにしました。現金で買っても良かったのですが、ふとクレジットカードのことを思い出しました。

「カードで購入したほうがポイントが付いてオトク!」

そう考えたCさんは、電気量販店のレジでクレジットカードを出し、「一括で」と言って支払いを済ませました。

翌々月、Cさんは銀行ATMで通帳記帳をしました。パソコン代約20万円分がクレジットカード利用代金として引き落とされていることを確認するためです。

しかし、そこに表示されていたのは、カードの名前と1万円ちょっとの金額のみ。

Cさんがカードで購入したのはパソコンだけです。1万円程度の買い物はしていません。

「何かの間違い?それともカードを不正利用されたのでは...?」

すっかり不安になってしまったCさんは、恐る恐るカード会社に問い合わせてみました。

担当者の話を聞いてビックリ!

Cさん自ら 支払設定をリボ払いに変えていたとのこと。

そうです!先日Cさんが応募したキャンペーン、あれは支払設定をリボ払いに変えると、その特典としてポイントが付与される、というキャンペーンだったのです。

Cさんはそのことにまったく気づかずに応募してしまっていたというわけです。

事態を把握したCさんは、すぐに一括返済することにしました。

Cさんの場合、支払設定がリボ払いになっていることにすぐに気がついたので、金利手数料をほとんど負担せずに済みましたが、もしこのまま気づかずにいたら、数万円の手数料を支払うことになっていたでしょう。

「知らぬ間リボ」は利用者側の見落とし・確認不足のせい?

いかがでしたか?

ここで紹介した3つの事例はいずれも、利用者の見落としや確認不足が原因で起こっていますよね。

たとえば、

  • カード申込時に「支払方法をリボ払いに設定する」のところにチェックが入っていることに気づかなかった
  • 間違えてリボ専用カードを使っていた
  • キャンペーンの内容をきちんと確認しなかった

説明をわかりにくくしたり、あえて「支払設定がリボ払いになること」を強調しないカード会社にも問題はありますが、それをきちんと確認しない利用者側にも問題があります。

これだけやれば大丈夫!「知らぬ間リボ」を回避する方法

では、「知らぬ間リボ」を回避するためには、どうしたらいいのでしょうか。下記にまとめてみました。

カード申込み時

  • カードの支払設定(初期設定)が「リボ払い」になっていないか確認する
  • 支払いが自動的にすべてリボ払いになるサービスに登録されていないか確認する
  • 支払いが自動的にすべてリボ払いになるサービスの名称 (例:JCBなら"支払い名人"、三井住友VISAカードなら"マイ・ペイすリボ"など)を確認しておく。あとからカード会社にサービスやキャンペーンの勧誘をされた際、知らずに登録してしまうのを防げます
  • そもそも自分の申込むカードが「リボ払い専用のカード」ではないか確認する

カードが届いたら

  • カードが2枚届いた場合、リボ払い専用カードのほうを使わないよう注意する
  • 念のため、カード会社のコールセンターへ連絡し、支払設定(初期設定)でリボ払いになっていないか、また、「支払いが自動的にすべてリボ払いになる」サービスに登録されていないか確認する
  • カードを利用したら、毎月必ず明細を確認する

以上、すべてのことを確認しておけば、じゅうぶんすぎるほどだと思います。あとは安心してクレジットカードを使ってくださいね。

ちなみに、すでに持っているカードに対して不安がある場合は、やはりカード会社のコールセンターへ連絡し、確認することをおすすめします。

リボ払いは、必要な人にとっては「毎月の負担を減らせる」良いサービスかもしれません。

しかし、リボ払いを利用する必要がないのに金利手数料を支払うことになるのは絶対避けたいですよね。

クレジットカード利用者の皆さん、「知らぬ間リボ」にはくれぐれも注意してくださいね。

この記事の筆者

北村 あかり(仮名)
駆け出しWebライター。日本語検定2級保有。長年勤務していたコールセンターで、金融・保険・旅行などさまざまな分野の業務を経験。その中でスクリプト作成(電話応対の台本作り)に携わった経験から「日本語」「言葉をつづること」のおもしろさに魅せられ、Webライターに転向。

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