こんな人はクレジットカードを作れない!その理由と審査条件を解説

「クレジットカードが欲しいけど、過去に審査に落ちたことがあるから心配...」

「収入が少ないけど、どれくらい枠をもらえるかな...」

クレジットカードを作ろうとする人にとって、審査は不安なものですね。

できれば、申込前に審査の合否がどのように決まるのか知りたいもの。

ネットの書き込みをみると、「年収が○○万円ないとダメらしい」「アルバイトはダメらしい」などの声はありますが、それらは憶測の域を出ません。

そこで今回、「クレジットカードの審査における決め手は何か」について、実際にクレジットカード会社に勤めていた方にお話をうかがいました。

クレジットカードの審査に落ちてしまう人は何がいけないのか?

主婦やフリーター、学生でもカードを作れるのか?

キャッシング枠とショッピング枠の相場は?

このようなギモンについて詳しく聞いています。

今回インタビューにご協力いただいたのは...

名前:本田 慶介(仮名)
性別:男性
勤めていた金融機関:大手クレジットカード会社 Sカード
勤めていた期間:2013年~2014年
主な仕事内容:クレジットカードのシステム管理

  • 目次
  • 業界大手のSカードとは?
  • キャッシングの利用経験があると審査がおそくなる?
  • カード審査のキモ「信用情報」ってなに?
  • サラリーマン・学生・主婦の利用限度額は?
  • 電話で余計なことを言わないほうがいい
  • カードの審査に落ちる条件とは?
  • 審査に通らないのは「社内情報」のせい?
  • インタビューを終えて

業界大手のSカードとは?

今回、お話をうかがったのは、クレジットカード会社で顧客情報のシステムを作るお仕事をされていたという本田慶介(仮名)さん。

彼が働いていたのは、クレジットカード会社では大手のSカードです。

本田さんは、Sカードの運用システムの変更時、その作業に関わっていたお一人だそう。

さっそくSカードについてお話を聞いていきましょう。

― Sカードはどんなクレジットカードでしょうか?

S社はクレジットカード業界ではトップクラスの顧客数を誇るカードです。

よくCMも流れていますし、日本で知らない人がいないくらい有名なカードだと思います。

― 本田さんはSカードでどのようなお仕事をされていたのですか?

私はSカードのコンピュータシステムを作る仕事を任されていた外部の人間です。

といっても、私一人がやっていたわけではなく、その仕事に携わっていたのは600人くらい。私はその一人です。

私が担当したのは、「お客様にカードが発行できるかどうか」を決める審査に関わる部分でした。

「システムを作る仕事」というと、パソコンに向かっているエンジニアのイメージかもしれませんね。

でもクレジットカード会社のシステムを作るには、カードのしくみに精通していなければなりません。

だから、「Sカードの審査がどんな風に行われるか」についてはよくわかっているつもりです。

キャッシングの利用経験があると審査がおそくなる?

― Sカードの入会申込みはどこでできますか?

ホームページ、窓口(Sカードカウンター)、郵送の3つの方法で申込むことができます。

当日中にカードを受け取りたいなら、ホームページで申込みをして、窓口でカードを受け取るのがもっとも早いです。

― Sカードの申込み、審査、カード発行までの流れは?

ホームページで申込む場合は、以下のような流れになります。

  • 1申込み(個人情報を入力、本人確認書類を写真に撮ってメール添付で送信)
  • 2審査(信用情報の照会、利用限度額の算定)
  • 3本人確認の電話
  • 4カード発行前の最終確認
  • 5カード発行

お客様が申込みのときに入力した個人情報は、畳8畳分ぐらいある大きなコンピュータに集められ、一括審査されます。

審査に通れば、本人確認の電話をかけて、最終確認の後 カードが発行されます。

― 審査はすべてコンピュータ任せなのですか?

他社でまったくキャッシングを利用していない人は、コンピュータ審査のみですね。

すでに他社でキャシングをしている人、他社で長期延滞などのトラブルがあった人は、コンピュータ審査からはじかれて人間が審査します。

だから、少し時間がかかるかもしれません。

どちらの審査も「お客様に支払能力があるかどうか?」が判断の基準です。

― Sカードに申込む際にさまざまな個人情報を申告しますよね?

はい。

氏名、住所、電話場号、年齢などの基本情報以外だと、このような情報を申告します。

  • 配偶者の有無
  • 家族の人数
  • 住まい(持家、社宅/寮/官舎、賃貸その他)
  • 住居開始年数
  • 同居家族数
  • 職業
  • 本人年収 ◯◯◯万円
  • 預貯金等 ◯◯◯万円
  • 住宅費用の有無
  • 運転免許証番号

― このうち、審査において重要な項目はどれですか?

特に重要なのは、職業、本人年収、住まい、住宅費用の有無ですね。

もちろん、安定した職種、高年収、支出の多くない人が審査では有利になります。

ただ、これらはあくまで審査の判断材料のひとつ。

審査において一番大きなウエイトを占めるのは、信用情報です。

カード審査のキモ「信用情報」ってなに?

―「信用情報」とは何でしょうか?

信用情報とは、私たちのクレジットカードやローンの利用履歴、支払履歴をまとめたものです。

そして、信用情報は、信用情報機関と呼ばれる機関で管理されています。

※編集より補足
信用情報について少し例を出しましょう。
たとえば、あなたがSカードに申込んだとします。
すると、Sカードの会社は「◯◯ ◯◯◯という利用者がSカードに申込みした」という情報を信用情報機関に通知するのです。
その後、あなたがSカードでショッピングしたり、キャッシングを利用したりすれば、その情報は逐一、信用情報機関に通知されます。
こうして、信用情報機関にはあなたの信用情報が蓄積されていくのです。

カード会社をはじめ、各金融機関は、365日休まず利用者の利用履歴や支払履歴を信用情報機関に送っています。

短期間で一気にお金を借りたりしていたら、正確な判断ができなくなるので、常に最新の状態を保つ必要があるのです。

また、信用情報機関に加盟している金融機関は、私たちの情報を共有して確認することができます。

※編集より
なお、信用情報や信用情報機関についてはこちらで詳しく解説していますので、興味がありましたらあわせて読んでみてください。

― では、主に「信用情報」の何をチェックされるのでしょうか?

特にこういったことをチェックします。

  • 他社からの借入れ金額
  • 支払い延滞の有無
  • 金融事故の有無

信用情報のチェックは、どのカード会社でも必ず行われます。

ここをクリアしなければ次に進めません。

年収の1/3以上の借入れはNG

― 他社借入れについて、具体的にどういった点をみられるのでしょうか?

他社からの借入れをチェックしたうえで、総量規制に抵触していないか確認します。

総量規制とは、貸金業法における規制です。

総量規制によって、貸金業者からの借入れは個人の年収の3分の1までに制限されています。

※編集より補足
貸金業者とは、主に消費者金融とクレジットカードのこと(銀行は該当しません)。
ただし、クレジットカードのショッピング利用は「貸金業者からの借入れ」に含まないので要注意。
一方、クレジットカードのキャッシング利用は「貸金業者からの借入れ」に含まれます。

信用情報をみて、「すでに他の貸金業者から年収の3分の1以上の金額を借りている」ということがわかれば、カードは発行できません。

たとえば、年収150万円で、他の貸金業者から合計20万円借入れているAさんがSカードに申込んできたとしましょう。

150万円÷3=50万円

Aさんの年収の3分の1は50万円なので、この時点では総量規制に抵触していません。

Aさんにはさらに30万円のキャッシング枠を出せる余地があります。

よって、この時点では「問題なし」となるのです。

ただし、Aさんに30万円の枠をあげるかどうかについては、もろもろ要素から総合的に判断されますので、この時点ではわかりません。

― 年収はどのように確認するのですか?

基本は、お客様が申込み時に申告した金額をそのまま受け入れる感じですね。

ただ、「貸金業者からの借入れが100万円を超える場合」など、一定の条件を満たすと収入証明書の提出をお願いすることになります。

― 総量規制に抵触していないが、借入件数が多い場合はどう判断しますか?

Sカードには、「◯件以上の借入れがあるとNG」「カードを◯枚以上持っているとNG」などの基準はありませんでした。

ただ、借入件数が多い人は、支払状況や年収などを入念にチェックされることになるでしょう。

借入件数が多いからという理由でキャッシング枠を減らされることはあるかもしれません。

たとえば、本来なら30万円のところを、10万円にしたりとか...。

しかし、あちこちからお金を借りていても、きちんと支払いをしていれば問題ありません。

― では、これまで一度もローンやクレジットカードを利用してこなかった人は?

一度もカードやキャッシングを使ったことがない人は、信用情報に何のデータもありません。

その場合は、基本的に「問題なし」と判断します。

延滞があれば審査に不利

― 「支払いの延滞があるか」についてもチェックするのですね?

信用情報をみれば、「これまで利用したローンやクレジットカードの支払いが滞りなく済んでいるか」「支払いを延滞していないか」もわかります。

もし延滞の記録が残っていれば、審査で不利になります。

どのくらい審査に影響するかは延滞期間、金額、件数などの状況によりますが、たとえば2ヶ月以上の大幅な遅れや、支払残高が100万円以上あるのに延滞している場合などは不利になると思います。

金融事故があればカード発行不可

― 金融事故とは何ですか?

主に、破産や債務整理、長期延滞(2ヶ月~3ヶ月以上の延滞)は金融事故と呼ばれます。

信用情報をみれば、このような金融事故の記録があるかチェックできます。

もし金融事故の記録がみつかれば、その時点でカード発行不可となります。

― 金融事故の記録は一生消えないのでしょうか?

そんなことはありません。
事故の記録は5~10年で抹消されます。

すでに記録が消えたあとなら問題ありません。

職業が安定していれば、キャッシング枠が制限されることもないですね。

なかには、信用情報から事故の記録が消えているのに、自分から「金融事故を起こしたことがある」と言ってくる人がいます。

カードが作れるかどうか心配のあまり電話してくるようです。

それで審査に不利になることはないと思いますが、自分からわざわざ不利になるようなことを言わないほうがいいですね。

サラリーマン・学生・主婦の利用限度額は?

― 信用情報や申告された個人情報をみて「問題ない」と判断されれば、次は「利用限度額の算定」ですね。これはどのように決められるのですか?

信用情報の内容と、申込みの際にお客様が申告した情報(職業、本人年収、預貯金額、住まい、住宅費用の有無など)を元に算出されます。

なかでも決め手になるのは、他社借入金額と件数、それと収支とのバランスですね。

収支は年収と「住宅ローンや家賃の支払いがあるか」を見たうえで、生活費を想定し、複合的に判断しています。

― S社カードの初回のショッピング枠・キャッシング枠はそれぞれいくらくらいですか?

審査に通過した場合、ショッピング枠はだいたい「10~50万円」の枠がもらえます。

キャッシング枠は、「枠なし」「10万円」「30万円」「50万円」のうちどれかですね。

ただし、クレジットカードをつくる人はほとんどショッピングが目的ですから、キャッシング枠を気にする人は少数派です。

― キャッシング枠が要らない場合は?

キャッシング枠が必要ないなら「キャッシング枠なし」で申込めます。

一方、「ショッピング枠0円、キャッシング枠50万円にしたい」というように「明らかにキャッシングが目当て」という人は審査で警戒されます。

ショッピング枠よりも、キャッシング枠を増やすことのほうが難しいんですよ。

すでに申し上げたように総量規制があるので。

※編集より補足
ショッピング枠ゼロのクレジットカードはありえません。
本来、クレジットカードはショッピングのためのカードです。
そもそも、キャッシング枠はショッピング枠に内包されているので、ショッピング枠よりキャッシング枠が大きいことはありえないのです。

正社員・公務員の場合

― では「キャッシング枠を希望」「他社借入れなし」という前提で、どんな職業の人がいくらくらい枠をもらえるのかを教えてください。正社員や公務員はどうですか?

一般的な会社員・公務員の場合は、ショッピング枠30万円、キャッシング枠30万円、合計60万円からです。

ただし、収入証明書を提出してもらって、年収が確認できれば、ショッピング枠50万円、キャッシング枠50万円、合わせて100万円くらいは出るでしょう。

― では、キャッシング枠が50万円欲しいなら、収入証明書があったほうがいいということですか?

そうですね。

収入証明書を提出すると限度額が上がるだけではなく、審査時間が短縮されるので、カード発行をはやめてもらえるでしょう。

ただし、Sカードから積極的に収入証明書の提出をお願いすることはありません。

お客様が「限度額を上げて欲しい」といってきても、「収入証明書を出してください」と案内はしないですね。

派遣社員・アルバイト・パートの場合

― 派遣社員やアルバイト、パートはどうでしょうか?

もし月収が20万円以上あるなら、キャッシング枠10万円、ショッピング枠30万円はもらえると思います。

ただし、収入が限られている人や、3社以上からすでにキャッシングしているような人は、キャッシング枠なし、ショッピング枠10万円のみになるかもしれません。

自営・自由業の場合

― 自営・自由業の場合はどうでしょうか?

個人の収入に左右されるので、なんともいえません。

ただ、ショッピング枠・キャッシング枠の両方が欲しいならば、収入証明書を出した方が確実だと思います。

専業主婦(本人は無収入、配偶者に収入あり)の場合

― 専業主婦の場合はどうなりますか?

専業主婦や家事手伝いなど収入がない人にキャッシング枠はつけられません。

初回のショッピング枠は多くても30万円までですね。

主婦はカードを頻繁に利用するので、最初は枠が小さいですが、使えば枠がドンドン広がります。

ただ、専業主婦の場合 本人確認の電話のときにご主人の収入を聞くことがあります。

学生の場合

― 学生はどうですか?

学生がカードを作るには、親の承認が必要です。

親御さんの承認を得られれば、キャッシング枠なし、ショッピング枠10万円で枠を作ります。

高齢者の場合

― 年金生活者でもカードは作れますか?

作りやすいです。
一度もSカードを利用した経験がなければ、もっと作りやすいと思います。

もちろん信用情報や現在の収入などは入念に確認しますが...。

年金生活者でも、キャッシング枠10万円、ショッピング枠30万円はもらえると思います。

電話で余計なことを言わないほうがいい

―「利用限度額の算出」まで結果が出たら、本人確認の電話をかけるのですか?

そうですね。

お客様が希望するところに電話をかけます。

主に自宅、勤務先、携帯電話ですね。

本人に応対していただくことが必須です。

勤務先への在籍確認はありません。

本人確認の電話で、担当者は「受付が完了したので、そのご連絡です」などと言うと思いますが、実はこの時点で結果は出ているのです。

審査に通らなかった場合は電話をかけないので、電話がかかってきた時点で「ほぼ審査に通っている」と思っていいでしょう。

ただし、ここではまだ結果を伝えません。

この電話の目的は、お客様と連絡が取れるかどうかの確認です。

また、何か気になる点があれば、この電話で質問します。

ちなみに、審査に通らなかった人には電話ではなく、メール・郵便を送ります。

― 電話がかかってきたら、どう対応するのがいいのでしょうか?

一番よいのは、電話がかかってきても、余計なことを言わないことです。

「はい、そうです。私が本人です」だけ答えていれば問題ないと思います。

― 電話も問題なければ、無事にカード発行になりますか?

カード発行の前に、申込時の申告内容を人の目で最終確認します。

誤字はないか、住所が存在しているかもチェックするのです。

― 最終段階で審査に落ちることもありますか?

はい。
反社会的勢力(暴力団関係者)とわかった場合、カードは発行しません。

疑わしい人物がいたら、社内の反社会的勢力関係者の情報が集められたデータベースを調べます。

ここには、反社会的勢力関係者の他社での借入れ状況や過去の新聞記事などが出てきます。

社内にはこのような情報に精通している担当者がいて、要注意人物をはじきだすんです。

カードの審査に落ちる条件とは?

― カードの審査に落ちるのはどんな人ですか?

ショッピング枠さえ作ることができない(カード発行をお断りする)のは次のような人です。

  • 総量規制に抵触している人
  • 「支払能力がない」と判断された人
  • 信用情報に金融事故の記録がある人
  • 反社会的勢力の人

― 総量規制、金融事故、反社会的勢力の話は先ほどうかがいましたね。では、「支払能力がない」人とは、たとえばどのような人でしょうか?

たとえば、他社での支払残高があまりにも多い人です。

信用情報をみれば、他社借入れに加えショッピング枠の残高もわかります。つまり、その人の支払残高の総額がわかるのです。

その金額と支払状況で判断しますが、審査に通ったとしてもキャッシング枠は10万円くらいに抑えるでしょうね。

― 年齢制限はありませんか?

基本的にありませんが、あまりにも高齢の場合はお断りすることもあるかもしれません。

また審査に通っても、本人確認の電話でご家族の連絡先を確認することがあります。

万が一、その方が亡くなったら、誰が支払いを引き継ぐか聞いておかなくてはなりませんから。

― Sカードは「即日発行可」がセールスポイントだと思いますが、なかには即日発行が難しいケースもありますよね。即日発行が難しいのはどんな人ですか?

このような人は、担当者が審査を行うので、時間がかかります。即日発行は難しいかもしれません。

  • 他社でキャッシングを利用している人
  • 他社の支払いが少しでも遅れている人
  • 年金生活者や高齢の人

審査に通らないのは「社内情報」のせい?

― Sカードの社内情報には利用者に関するさまざまな情報が記録されていますよね。たとえば、審査してカード発行に至らなかった人の情報も残るのですか?

はい。
カードを発行しなかった場合も「申込み履歴」として残します。

一方、カードを発行した人の情報は「本登録」という形で社内情報に記録されます。

社内情報は信用情報より情報量が多く、電話のやりとりやお客様の印象なども記載されていますね。

― 社内情報はいつまで残るのでしょうか?

信用情報は5年~10年で消えますが、システムの制約上、Sカードの社内情報は消せません。

半永久的に残ります。

― 審査時に信用情報を確認して「金融事故の記録がある」とわかった場合、それを社内情報に転記することもありますか?

はい、転記しますね。

信用情報には、それぞれの情報が記号番号で表示されます。

たとえば、破産した人の信用情報には「破産」とは書かれていません。「01」「02」などの記号番号で表示されます。

これを担当者にもわかるような日本語にして、社内情報に転記しますね。

― 信用情報から記録が消えても、社内情報には半永久的に残ってしまうのですね?

その通りです。
ですから、「信用情報から事故記録が消えているはずなのにカードが作れない」という人は、どこかに何らかの記録が残っているから作れないのでしょう。

しかし、Sカードの場合、たとえ社内情報に事故や延滞の記録が残っていても、信用情報から消えているなら問題ありません。

それが審査に影響することはほとんどないはずです。

― では自分から「事故歴がある」と言ってきたら、それも社内情報に書きますか?

ケース・バイ・ケースです。
その時点で「どうでもいい情報」と判断したら書きません。

ですから、信用情報からすでに事故記録が消されていて、なおかつ過去に一度もSカードを申込んだことがなければ、本人が打ち明けない限り事故のことはわかりません。

それにそんな過去のことなら、Sカードも気にしません。

上司は「カードを使ってくれる人はみんなお客様だから、気にしていない」と言っていました。

― 最後になりましたが、「Sカードは可能な限りカードを発行する」という方針なんですね?

はい。 昔と比べて、クレジットカード会社は審査のハードルが低くなっているのではないでしょうか?

過払い金請求の件で、クレジットカード会社も大きな痛手を受けたからです。

どこの会社も「カードを作って、どんどん使って欲しい」と思っています。

特に、リボ払いはクレジットカード会社にとってぜひ使って欲しいプランです。

リボ払い利用者は、金利手数料をあまり考えず、「月々1~2万円の支払いでいい」ということだけで払い続けてくれますから、カード会社にとっては、いいお客様です。

こういう人を今後も取り込んでいくことになるでしょう。

インタビューを終えて

今回は、最もメジャーなクレジットカードのひとつであるSカードの審査について、元関係者の本田さんにお話をうかがうことができました。

ここまでみてきたように、Sカードの審査でもっとも重要なのは、「他社借入れ」と「金融事故の有無」です。

他社借入れがなく、金融事故の記録もなければスムーズにカードを作ることができます。

もし他社でキャッシングを利用していれば、たとえ少額でも入念にチェックされます。

たとえば、借入件数1社、金額が10万円以下の場合でも、必ず担当者が審査を行い、年収や支払状況などを注意深くチェックするそうです。

また 本田さんは、「カードは自分の支払える範囲で利用することが大切」と話していました。

あたりまえですが、とても大切なことです。

カードが発行されたからといって無計画に使い過ぎるのはよくありません。

計画的な利用を心掛けましょう。

最後になりましたが、他にもクレジットカードの審査について元社員の方にお話を聞いていますので、あわせてごらんください。

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