一覧でわかる!キャッシングの大手各社の金利比較表

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大手22社の金利を徹底比較!もっとも低金利なのはココだ!

「広告はもういい・・・。本当に金利が低いキャッシングやカードローンはどれなんだろう・・・」

「消費者金融のキャッシングや銀行カードローンの金利を全部マルっと一覧で比較したい!」

キャッシングやカードローンの申込み前に気になるが金利ですよね。

なにせ金利がわずかに下がるだけで、支払う利息が数万円も違ってくることがあります。

ですから、申込み前の業者比較は欠かせません。

しかし、インターネットで検索しても出てくるのは、広告宣伝が中心のサイトばかり・・・。

これでは本当に低金利の業者を探せませんよね・・・。

こんにちは。
当サイト、ファイグーの編集者として約2年、キャッシングの利用者や元消費者金融の社員へインタビューを行っている内田です。

この記事をご覧になっているということは、これからまさにキャッシングやカードローンに申込みしようとしているのかもしれません。

そのうえで、どの業者が低金利なのかよくわからず、困っているのかもしれませんね。

たしかに最近は広告宣伝が中心のホームページが多いので、本当に低金利の業者を見つけづらくなっています。

ということで、今回私たちファイグー編集部は作りましたよ。

広告とは関係なしに、純粋に金利だけで比較できる業者の一覧表を!

実は、当サイト、ファイグーの運営費も広告宣伝費でまかなわれていますが、今回の一覧表は広告の有無に関係なく作りました。

10万円・50万円・100万円と借りる金額別でも低金利の業者をランキング形式で紹介していくので、こちらも役立つはずです。

また、今回はちょっと高めの金利で契約してしまっている方のために、【高金利でも金利を抑えるためのノウハウ】をお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

大切なお金です。
ドブに捨てるようなことだけはしないようにしましょう。

この記事のアドバイザー情報

  • 田中 準 監修者

    田中 準監修者

    大学卒業後に6年間勤務していた地方金融機関では、カードローン・自動車ローン・教育ローンなど、幅広いローンの貸付業務を担当。業者独自のルールなど、なかなか表には出てこない金融業者の内情にも詳しいです。私の知識がみなさんのお役に立てば幸いです。現在は中小企業経営者を支援する経営コンサルタント。

  • 内田 恵子 編集者

    内田 恵子編集者

    東京生まれ。アラフィフ。出版社勤務の後独立。編集・ライター歴30年。ファイグーでは「わかりにくいお金の話を、わかりやすくお伝えすること」「少しでも役に立つ情報をお届けすること」をモットーに、より具体的で、身近に感じていただける記事を目指しています。猫派で今は元ノラを多頭飼い中。日々癒してもらってます。

  • ささき 英雄 編集者

    ささき 英雄編集者

    七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。

ちなみに、「金利ってなに?」「利息ってなに?」などの金利に関する初心者向けの解説はこちらの記事『「金利って何?」利息、利子との違いを解説【今さら聞けないシリーズ】』を先に読んでみてください。

それでは本編にまいります!

大手カードローン・キャッシング22商品の金利を一覧表で比較!

くまお

カードローンに申込みたいんだけど、なにに気をつければいい?

たくさんのローンを比較したほうがいいね!

にゃんきち
くまお

なにをくらべればいいの?

まずは最高金利で比較してみて!

にゃんきち

最初に大手のキャッシングやカードローン22商品の金利を比較してみましょう。

下の表は、大手銀行や信販のカードローン、消費者金融のキャッシングの金利と限度額を一覧にした比較表です。

種類 ローン 限度額 金利
信販 三井住友カード カードローン 900万円 1.5%~15.0%(振込専用は1.5%~14.4%)
銀行 りそなプレミアムカードローン 10~800万円 3.5~12.475%
銀行 りそなクイックカードローン 10~200万円 9.0~12.475%
銀行 イオン銀行カードローン 10~800万円 3.8~13.8%
銀行 みずほ銀行カードローン 10~800万円 2.0~14.0%
銀行 楽天銀行スーパーローン 10~800万円 年1.9%~14.5%
銀行 三井住友銀行カードローン 10~800万円 年1.5~14.5%
銀行 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 10万円~500万円 年1.8%~年14.6%
銀行 東京スター銀行スターカードローン 10~1,000万円 1.8~14.6%
銀行 住信SBIネット銀行Mr.カードローン 10~1,200万円 0.99~14.79%
消費者金融 オリックスカードレスVIP 30~800万円 1.7~17.6%
消費者金融 オリックス カードレスVIP 30~800万円 1.7~17.8%
銀行 じぶん銀行じぶんローン 10~800万円 2.2~17.5%
銀行 オリックス銀行カードローン 最高800万円 1.7~17.8%
消費者金融 プロミス 1~500万円 4.5~17.8%
銀行 PayPay銀行カードローン 10~1,000万円 1.59~18.0%
消費者金融 アイフル 1~800万円 3.0~18.0%
消費者金融 SMBCモビット 1~800万円 3.0~18.0%
消費者金融 アコム 1~800万円 3.0~18.0%
消費者金融 レイク 1~500万円 4.5~18.0%
消費者金融 ノーローン 1~300万円 4.9~18.0%

比較するときは最高金利が鉄則

消費者金融のキャッシングはもちろん、銀行や信販のカードローンの金利(利率)を比較するときは、必ず最高金利に注目してください。

4.5~18.0%

この金利であれば、18.0%のほうに注目しましょう。

なぜなら、ほとんどの人が最高金利で借り入れすることになるからです。

一般的に、高い限度額を設定されるほど、利率は低くなりますが、最初から数百万円の限度額が設定されることはまずありません。

まずは100万円以下の限度額が設定されることが多く、その場合、最高金利かそれに近い利率を適用されます。

そのため、金利を比較するときは最高金利をチェックしなきゃいけないんですね。

冒頭の例でいうと、

ローンA 金利3~18%
ローンB 金利10~15%

一見、ローンAのほうが低金利にみえますが、ローンBのほうは最高金利が低いので、この場合はローンBを選ぶべきです。

ただし、大口融資(数百万円以上)を希望する場合は、選び方が少し変わります。

大口融資を希望する場合は、以下の記事をご覧になってみてください。

それでは、あらためて下の表をみてみましょう。

最高金利に注目してみると、いかがでしょうか?

消費者金融やカードローンのなかでキャッシングの金利が安いのは、三井住友カード カードローンですね。

10%以下ですから、頭ひとつ抜けています。

続いて、キャッシングの金利(利率)ランキング2位と3位は、以下の2つです。

ふたつとも12%台前半ですね。

基本的に銀行カードローンは消費者金融より低金利

ご覧のとおり、消費者金融のキャッシングよりも銀行カードローンのほうが低金利ですね。

消費者金融の最高金利は18%前後ですが、銀行カードローンの最高金利は15%前後。

とはいえ、一部例外もあります。

たとえば、PayPay銀行カードローンは、銀行カードローンでありながら最高金利は消費者金融並みです。

銀行カードローンだからといって、必ずしも低金利なわけではないということです。

『限度額が大きいほど低金利』の法則

くまお

限度額ってなぁに?

借入可能な金額の上限のことだよ。

にゃんきち
くまお

金利と関係があるの?

限度額が大きいほど金利が低くなるんだ。

にゃんきち

電車の中吊り広告などで、よく『4.5%~18.0%』といったように金利に幅をもって宣伝しているキャッシングの広告をみかけますが、「あなたが実際にいくらの限度額で金利が何%で借りられるのか?」は、基本的に審査後でないとわかりません。

これはさきほどお伝えしたとおりです。

でも、それってちょっと困りますよね・・・。
いくらの限度額で金利が何%なのか、目安は知りたいところだと思います。

ということで、ここからは限度額別に何%の金利が適用されるのかの目安を一覧表にしてみました。

限度額10万円の場合

まずは限度額10万円の場合をみてみましょう。

種類 ローン 適用利率(最大)
信販 三井住友カード カードローン 15.0%
銀行 りそなプレミアムカードローン 12.475%
銀行 りそなクイックカードローン 12.475%
銀行 イオン銀行カードローン 11.8%~13.8%
銀行 みずほ銀行カードローン 14%

限度額が10万円の場合、もっとも金利が低いのは三井住友カード カードローンです。

三井住友カード カードローンは、今回取り上げたローンの中で唯一、信販のローンサービスで、金利の低さに定評があります。

遅れることなく返済を続けると、翌年から0.3%利率を引き下げる利率引き下げサービスの特典もあります。

限度額50万円の場合

次は限度額50万円の場合です。

種類 ローン 適用利率(最大)
信販 三井住友カード カードローン 15.0%
銀行 りそなプレミアムカードローン 12.5%
銀行 りそなクイックカードローン 12.5%
銀行 イオン銀行カードローン 11.8%~13.8%
銀行 みずほ銀行カードローン 14%

限度額50万円の場合でも、三井住友カード カードローンが強いですね。

次に低金利なのが、りそなプレミアムカードローンとりそなクイックカードローン。

限度額以外、両者の違いはほぼありませんが、金利プランが異なります。

りそなプレミアムカードローンは、住宅ローンの契約中、
りそなクイックカードローンは、給与振込に利用中の場合、金利が0.5%下がります。

それでも三井住友カード カードローンと比べると、2%以上の金利差がありますね。

限度額100万円の場合

最後に限度額100万円の場合です。

種類 ローン 適用利率(最大)
信販 三井住友カード カードローン 12.4%
銀行 りそなプレミアムカードローン 11.5%
銀行 りそなクイックカードローン 11.5%
銀行 みずほ銀行カードローン 12%
銀行 イオン銀行カードローン 8.8%~13.8%

100万円台に入っても、依然として、三井住友カード カードローンがトップ。

2位と3位も変わりません。

4位と5位は入れ替わっています。

ここで注目したい点は、全体的に金利差が小さくなっていること。

三井住友銀行カードローンの金利は、限度額10万円の場合と同じため、限度額が100万円になるとほかの業者との金利差が小さくなりますね。

消費者金融の場合、100万円以内の借入れは高金利

ここまで限度額別に低金利ローンを紹介してきましたが、銀行か信販のローンばかりで、消費者金融が見当たりませんでしたね。

理由は、限度額100万円以下で金利が細かく区切られている消費者金融がないからです。

たとえば、プロミスの金利は下記のようになっています。

利用限度額 金利
501~800万円 3.0%~4.7%
301~500万円 4.7%~7.7%
100~300万円 7.7%~15.0%
1~99万円 7.7%~18.0%

借入額が100万円になれば、上限金利は15%まで下がりますね。

それでも、金利が10%を切る三井住友カード カードローンや、10%台前半の銀行カードローンにはおよびません。

さらに、借入額が100万円未満だと、常に上限金利の18%が適用される可能性があるんですよね・・・。

金利の低さを重視するなら、やはり消費者金融は避けるべきです。

銀行カードローンの限度額比較表。最も上限額が高い銀行を調べてみた

低金利でも返済期間を長引かせると利息は高額に!

くまお

金利が低いほどおトクなんだよね?

そうともいえないんだ。

にゃんきち
くまお

どうして?

返済期間が長くなると、低金利でも返済総額が増えるからだよ。

にゃんきち

これまで大手各社のローン金利を比較してきました。

しかし、金利だけに注目していると、すごく損をすることになるかもしれません。

実は、利息を節約するうえでもうひとつ重要なポイントがあります。

それは、返済期間(返済回数)

ローンの返済は、毎月、元本と利息をセットで返済します。

つまり、返済期間が長くなればなるほど、利息を支払う回数が増えるんです。

そうすると、結果として返済総額(元本+利息)が大きくなってしまうわけですね。

同じ金額を同じ金利で借りても、返済期間が長いと利息を多く支払わなければなりません。

例をみていきましょう。

同じ条件で返済回数を2倍にすると・・・

50万円を18%で借りた場合に、返済回数だけ変えて返済総額をシミュレーションしてみました。

借入額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 18.0% 40 66万8,542円 16,714円
50万円 18.0% 80 86万1,933円 10,774円
差額 △19万3,451円 5,940円

返済回数以外は同じ条件なのに、返済回数を80回にするか40回にするかで、返済総額に19万円以上の差が出てしまいましたね。

一方、月々の返済額の差は約6,000円です。

ちょっと大変かもしれませんが、毎月6,000円多く払うことで、約20万円の利息が節約できるんですね。

実はここ、金利以上に大切なポイントなんです。

金利を高くして返済回数を減らした場合

金利15%のローンと18%のローンのふたつがあったら、みなさん15%のローンを選びはずです。

しかし、借入れ後、金利15%でゆっくり返済するのと、金利は18%と高いものの回数を減らして早めに返済するのとでは、どちらがおトクなのでしょう?

『借入額50万円・金利15%・80回で返済するケース』と『借入額50万円・金利18%・40回で返済するケース』をキャッシングの利息込みの金額で比較してみました。

借入額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 18.0% 40 66万8,542円 10,774円
50万円 15.0% 80 79万3,861円 9,923円
差額 △12万5,319円 851円

なんと!
金利15%のローンのほうが、12万円以上も高くなる結果となりました。

月々の返済額はほぼ変わりませんから、返済期間が長いって、おそろしいですね・・・。

金利が低いからとのんびり返済していると、結局は余分な利息を払うことになってしまいます。

低金利のローンを選ぶことも大切ですが、それ以上に返済期間を短くすることが大事なんですね。

利息を節約したいなら金利よりも繰上返済が大事

くまお

返済期間を短くするにはどうしたらいいの?

繰上返済をするのが一番だよ。

にゃんきち

返済期間が長くなると利息が高くつくことはさきほどお伝えしました。

では、できるだけ返済期間を短くするためには、どうしたらいいのでしょうか?

それには、繰上返済が有効です。

通常、ローンサービスでは、契約の際に「毎月○日に△△円返済する」という取り決めをします(これを約定返済といいます)。

この約定返済に対して、臨時に返済することを繰上返済といいます。

繰上返済を認めていないローンは、大手ではまずありえません。

繰上返済は、ATMやインターネットバンキング、振込みなどで可能です(各ローンによって方法は異なります)。

繰上返済分はすべて元本の返済にあてられるため、元本が減れば、元本を基に計算される利息も減るわけです。

ということで、ここからは繰上返済を使うとどのくらい利息を節約できるのかシミュレーションしていきます。

繰上返済でいくらの利息を節約できるのかシミュレーション!

50万円を18%で借り、6年間かけて返済していくと仮定します。

途中で繰上返済した場合、返済期間と利息がいくら減るのか試算してみました。

4年目で5万円の繰上返済

4年目で5万円繰上返済した場合を計算してみます。

繰上返済しなかった場合
返済期間 返済総額 利息総額
6年 82万1,016 円 32万1,016 円
4年目で5万円繰上返済した場合
返済期間 返済総額 利息総額
5年7ヶ月 80万3,170円 30万3,170円

返済期間は5か月短縮。

利息は以下のようになります。

32万1,016円 - 30万3,170円 = 17,846円

1万8,000円近く節約できましたね。

利息の計算方法はローンによって異なるので、常にこの計算通りになるわけではありません。

でも、けっこうなお金を節約できると思いませんか?

次に、もっと早い段階で繰上返済したケースをシミュレーションしてみます。

2年目で5万円の繰上返済

2年目で5万円繰上返済した場合を計算してみます。

2年目で5万円繰上返済した場合
返済期間 返済総額 利息総額
5年4ヵ月 77万5,793円 27万5,793円

返済期間は8か月短縮。

利息は以下のようになります。

32万1,016円 - 27万5,793円 = 4万5,223円

4万5,000円以上の利息を節約できました。

さきほどの返済4年目で5万円繰上返済したケースとくらべると、2倍以上の利息を節約できましたね。

繰上返済は早めにやるほど効果が大きいんです。

返済当初はなかなか余裕がないかもしれませんが、できるだけ早いうちに繰上返済することをオススメします。

まとめ

今回の記事のポイントをおさらいしましょう。

比較すべきは最高金利

金利を比較する際は、まず最高金利を比較してください。

『4.5%~18.0%』だったら、『18.0%』のほうですね。

そして、銀行カードローンや信販のほうが、消費者金融よりも低金利です。

低金利のローンを利用したいなら、まずは銀行・信販から狙っていきましょう。

借りたい金額によって低金利のローンは変わる

設定される限度額によって、どこが低金利のローンなのかが変わってきます。

あなたの借りたい金額にあわせて金利の低いローンを探してみるのもいいでしょう。

早く返すことが最大の節約

低金利のローンを選ぶことも大切ですが、それ以上に重要なのはできるだけ返済期間を短くすることです。

そのために有効なのは、繰上返済。

繰上返済分はすべて元本にあてられるので、元本が減る分、利息も減ります。

なるべく早い段階で繰上返済したほうが効果的なので、余裕ができたら早めに繰上返済をしましょう。

いかがでしたか?

すでにローンを利用中の方は、できるだけ早く繰上返済をして、早く元本を減らしましょう。

それだけで支払う利息が大きく違ってきます。

また、これからローンサービスの利用を検討する場合は、できるだけ最高金利が低いローンを選んでくださいね。

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