一覧でわかる!キャッシングの大手各社の金利比較表

突然ですが、あなたは、どちらの金利のローンがおトクなのか、すぐにわかりますか?

ローンA ... 金利3~18%
ローンB ... 金利10~15%

金利の比較は、単純なようで実は複雑です。ローンを選ぶにあたり、「金利」が重要な要素であることは間違いないのですが、どこに注目すべきか知らないと思わぬ損をしてしまうかもしれません。

今回は、大手キャッシングやカードローンのローン金利を徹底比較してみました。

その結果を紹介しながら、「金利を比較する時はどこに注目すればいいか?」比較のポイントを解説していきたいと思います。

また、「支払う利息を少なくするため、金利以外に注目すべきポイントはないのか?」についても解説しています。

できるだけ利息を節約したい方におすすめの記事です。

  • 目次
  • 大手ローンサービスの金利を比較してみよう!
  • 限度額ごとに金利が何%になるのか調べてみた
  • 低金利のローンを選ぶだけじゃだめ?「返済期間」の落とし穴
  • 利息を節約したいなら金利よりも「繰上げ返済」が大事
  • まとめ

ちなみに、「金利ってなに?」「利息ってなに?」などの金利に関する初心者向けの解説はこちらの記事『「金利って何?」利息、利子との違いを解説【今さら聞けないシリーズ】』を先に読んでみてください。

大手ローンサービスの金利を比較してみよう!

それではさっそく、大手ローンサービスの金利を比較してみましょう。金利、限度額を一覧表にしてみました。

種類 ローン 限度額 金利
銀行 東京スター銀行のりかえローン 30~1,000万円 7.8~9.8%
信販 三井住友カードゴールドローン 700万円 3.5~9.8%
銀行 住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) 10~1,200万円 0.99~7.99%
銀行 りそなプレミアムカードローン 50~800万円 3.5~12.475%
銀行 りそなクイックカードローン 30~200万円 9.0~12.475%
銀行 イオン銀行カードローン BIG 30~800万円 3.8~13.8%
銀行 みずほ銀行カードローン 10~1,000万円 3.5~14.0%
銀行 楽天銀行スーパーローン 10~800万円 1.9~14.5%
銀行 三井住友銀行カードローン 10~800万円 4.0~14.5%
銀行 三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック 10~500万円 1.8~14.6%
銀行 東京スター銀行スターカードローン 10~1,000万円 1.8~14.6%
銀行 東京スター銀行おまとめローン 30~1,000万円 5.8~14.8%
銀行 住信SBIネット銀行MR.カードローン(スタンダードコース) 10~300万円 8.39~14.79%
消費者金融 オリックスカードレスVIP 30~800万円 3.0~16.6%
消費者金融 オリックスVIPローンカード 30~800万円 3.0~16.8%
銀行 じぶん銀行じぶんローン 10~800万円 2.1~17.4%
消費者金融 プロミス 1~500万円 4.5~17.8%
銀行 オリックス銀行カードローン 800万円(最高) 3.0~17.8%
消費者金融 ノーローン 1~300万円 4.9~18.0%
消費者金融 モビット 1~800万円 3.0~18.0%
消費者金融 アコム 1~800万円 3.0~18.0%
銀行 新生銀行カードローン レイク 1~500万円 4.5~18.0%
消費者金融 アイフル 500万円 4.5~18.0%
銀行 ジャパンネット銀行ネットキャッシング 10~1,000万円 2.5~18.0%

金利を比較するときのポイントとは?

金利を比較するときは、「最高金利」に注目してください。

例)
4.5~18.0%

この金利であれば、18.0%のほうですね。

そもそも、金利と限度額は審査によって決定されるものです。一般的に大きい限度額を設定されるほど低い利率が適用されるといわれていますが、最初から数百万円の限度額が設定されることは少ないです。

最初は100万円以下の限度額が設定されることが多いのですが、その場合、最高金利かそれに近い利率を適用されます。

よって、金利を比較する際にチェックすべきなのは、最高金利のほうなのです。

冒頭の例でいうと、

ローンA ... 金利3~18%
ローンB ... 金利10~15%

一見、ローンAのほうが低金利にみえますが、ローンBのほうが最高金利が低いので、この場合はローンBを選択するべきなのです。

ただし、数百万円以上など大口融資を希望する場合は選び方が変わってきます。

今回は主に100万円以下の少額融資を希望するケースで話を進めていきますので、そのつもりでいてください。

さて、あらためて上記の表を見てみましょう。最高金利に注目してみるとどうでしょうか?

なかでは、

この3ローンが特に低金利ですね。3つとも最高金利10%前後です。

銀行カードローンと消費者金融、金利が低いのはどっち?

ざっとみてもわかるように、消費者金融よりも銀行カードローンの方が低金利のものが多いですね。

消費者金融の最高金利は18%前後が主流ですが、銀行カードローンの最高金利は15%前後のものが多いようです。

しかし、一概に言えない部分もあります。

たとえば、ジャパンネット銀行ネットキャッシングや新生銀行カードローン レイクは、銀行カードローンでありながら最高金利は消費者金融並みです。

基本的に、消費者金融より銀行カードローンのほうが金利の低いことが多いですが、必ずしもそうとはいえないので注意してください。

限度額ごとに金利が何%になるのか調べてみた

では、最高金利が低いローンが誰にとってもおトクなローンかというと、そうではありません。なぜなら、適用される利率は限度額によって決まるからです。

先ほども説明しましたが、一般的に限度額が大きいほど低い利率が設定される傾向があります。

適用される利率や限度額は審査で決まります。4.5%~18.0%などと幅をもって宣伝されている金利のうち、「自分が実際に何%で借りられるのか」は、審査後でないとわかりません。

しかし、ローンによっては「限度額が○○◯万円なら利率は△△%」と決めているところがあるので、目安を知ることはできます。

ここでは、「限度額ごとに適用される利率」を公表しているローンの情報をもとに、「どこが低金利なのか?」限度額別に紹介したいと思います。

限度額10万円の場合

種類 ローン 適用利率(最大)
信販 三井住友カードゴールドローン 9.8%
銀行 住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) 10.0%
銀行 りそなプレミアムカードローン 12.475%
銀行 りそなクイックカードローン 12.475%
銀行 イオン銀行カードローン BIG 13.8%

必然的に最低限度額の高いところ(50万円~など)は対象外になってしまいます。

そういったローンをはずして調査すると、限度額が10万円の場合、最も金利が低いのは三井住友カードゴールドローンでした。

三井住友カードゴールドローンは、今回とりあげたローンの中では唯一、信販のローンサービスで、金利の低さに定評があります。

さらに、遅れることなく返済を続けると、翌年から0.3%利率を引き下げる利率引き下げサービスの特典もあります。

限度額50万円の場合

 
種類 ローン 適用利率(最大)
銀行 東京スター銀行のりかえローン 9.8%
信販 三井住友カードゴールドローン 9.8%
銀行 住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) 10.0%
銀行 りそなプレミアムカードローン 12.5%
銀行 りそなクイックカードローン 12.5%

限度額50万円の場合、東京スター銀行(のりかえローン)と三井住友カードゴールドローンの金利が特に低いようですね。

東京スター銀行(のりかえローン)は最低借入額が30万円からなので、10万円のランキングには出てきませんでした。

また、このローンは基本的に借り換え用のローンなので、はじめてローンを組む人は申込めません。さらに年収200万円以上の給与所得者(パート・アルバイト除く)でないと申込めません。

条件が厳しいので、あてはまらない場合は三井住友カードゴールドローンか住信SBIネット銀行ネットローン(プレミアムコース)を検討してみてはいかがでしょう。

限度額100万円の場合

種類 ローン 適用利率(最大)
銀行 イオン銀行カードローン BIG 8.8%
銀行 東京スター銀行のりかえローン 9.8%
信販 三井住友カードゴールドローン 9.8%
銀行 住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) 10.0%
銀行 りそなプレミアムカードローン 11.5%

100万円台に入ると、イオン銀行カードローンがいきなりトップにきました。

この銀行カードローンは、100万円を超えると急に利率が低くなるのが特徴です。専業主婦でも申込OKというあたり、さすがスーパーに関係するカードローンという感じがしますね。

さて、ここまで限度額別に低金利のローンを探ってきましたが、銀行か信販のローンばかりで、消費者金融がみあたりませんでしたね。

というのも、多くの消費者金融は限度額別の適用利率を公表していないのです。

よって、たとえば4.5%~18.0%という金利設定なら、そのうちどの利率が採用されるのか審査を受けてみないとわからないため、上記のような結果になってしまいました。

ただ、一般的に消費者金融は銀行や信販よりも金利が高く、特に100万円以内の借入れは最高金利に近い金利が適用されること多いので、いずれにしてもランキングの上位に入る可能性はないと思います。

低金利のローンを選ぶだけじゃだめ?「返済期間」の落とし穴

ここまで、大手各社のローン金利を比較し、比較のポイントを説明してきました。

しかし、金利のパーセンテージだけをみていれば、それで十分なのでしょうか?

実は、利息を節約するうえでもうひとつ重要なポイントがあります。それは、「返済期間(返済回数)」です。

ローンの返済は、毎月、元本にあてる金額に利息を加えて返済します。すると、返済期間が長くなればなるほど、利息を支払う回数が増えます。結果、返済総額(元本+利息)が増えます。

つまり、同じ金額を同じ利率で借りても、返済期間が長いと利息を多く支払わなければならないのです。

例をみていきましょう。
50万円を18%で借りたケースで、返済回数だけ変えて返済総額をシミュレーションしてみました。

借入額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 18.0% 40 66万8,542円 16,714円
50万円 18.0% 80 86万1,933円 10,774円
差額 △19万3,451円 5,940円

返済回数以外は同じ条件なのに、返済回数を80回にするか40回にするかで、返済総額に19万円以上の差が出てしまいました。

しかも、月々の返済額の差は6,000円ほど。毎月6,000円多く払うだけで約20万円の利息が節約できるのです。

ここは非常に大切なポイントですよ。

もうひとつの例です。

金利15%のローンと18%のローンがあったら、当然15%を選びますよね。

では、金利15%でゆっくり返済するか、金利18%で早めに返済するかでは、一体どちらがおトクなのでしょうか?

50万円を15%で借り、80回で返済するケース、50万円を18%で借り、40回で返済するケースを比べてみました。

借入額 利率 返済回数 返済総額 月々の返済額
50万円 18.0% 40 66万8,542円 10,774円
50万円 15.0% 80 79万3,861円 9,923円
差額 △12万5,319円 851円

なんと、15%のほうの返済総額が、18%のそれを12万円以上うわまわる結果となりました。

月々の返済額はほとんど変わらないのに、返済期間が長いって、おそろしいですね!

このように、金利が低いからといってのんびり返済していると、結局は余分な利息を払うことになってしまいます。

低金利のローンを利用することも大事ですが、それ以上に返済期間を短くすることが大事なのです。

利息を節約したいなら金利よりも「繰上げ返済」が大事

返済期間が長くなると利息が高くつくことはすでに述べました。

では、できるだけ返済期間を短くするためには、どうしたらよいのでしょうか?それには、「繰上げ返済」が有効です。

通常、ローンサービスでは、契約の際に「毎月○日に△△円返済する」という取り決めをします(これを「約定返済」といいます)。

この約定返済に対して、臨時の返済をおこなうことを「繰上げ返済」といいます。

繰上げ返済を認めていないローンは、大手ではまずありえません。ATMやインターネットバンキング、振込みなどで繰上げ返済することができます(各々のローンによって方法は異なります)。

繰上げ返済分はすべて元本の返済にあてられるので、元本が減れば、元本を基に算出される利息も減るのです。

では、実際に繰上げ返済を使うとどのくらい利息を節約できるのか、気になりますよね。

50万円を18%で借り、6年間かけて返済していくと仮定します。途中で繰上げ返済した場合、返済期間と利息がどのぐらい減るのか試算してみました。

繰上げ返済しなかった場合
返済期間 返済総額 利息総額
6年 82万1,016 円 32万1,016 円
4年目で5万円繰上げ返済した場合
返済期間 返済総額 利息総額
5年7ヶ月 80万3,170円 30万3,170円

4年目で5万円繰上げ返済した場合、返済期間は5か月短縮されました。

また、

32万1,016 円 - 30万3,170円 = 17,846 円

利息は1万8,000円近く節約できました。

利息の計算方法はローンサービスによって異なるので完全にこの計算通りになるわけではありませんが、繰上げ返済の効果をイメージするのに参考になると思います。

では、もっと早い段階で繰上げ返済した場合はどうでしょうか?

2年目で5万円繰り上げ返済した場合
返済期間 返済総額 利息総額
5年4ヵ月 77万5,793円 27万5,793円

2年目で5万円繰上げ返済すると、返済期間は8か月短縮されました。

また、

32万1,016 円 - 27万5,793円 = 4万5,223円

4万5,000円以上の利息が節約できました。

先ほどの「返済4年目で5万円繰上げ返済した」ケースとくらべると、倍以上の利息を節約できましたね。

繰上げ返済は早めにやるほど効果が高いのです。

返済当初はなかなか余裕がないかもしれませんが、できるだけ早いうちに繰上げ返済することをおすすめします。

まとめ

今回の記事のポイントをおさらいしましょう。

比較すべきは最高金利

金利を比較する際は、とにかく最高金利を比較してください。「4.5%~18.0%」だったら、「18.0%」のほうですね。

また、銀行カードローンや信販のほうが最高金利が低いローンが多くみられました。低金利のローンを利用したいなら、まずはそこから狙っていきましょう。

借りたい金額によって「低金利のローン」は変わる

設定される限度額によって、どこが低金利のローンなのかが変わってきます。

自分の借りたい金額にあわせて金利の低いローンを探してみるのもいいでしょう。

「早く返すこと」が最大の節約

低金利のローンを利用することも大事ですが、それ以上に重要なのはできるだけ返済期間を短くすることです。

そのために有効なのは、繰上げ返済です。

繰上げ返済の分はすべて元本にあてられるので、元本が減る分それを基に算出される利息も減ります。なるべく早い段階で繰上げ返済したほうが高い効果が得られます。

いかがでしたか?

すでにローンを利用中の方は、できるだけはやく繰上げ返済をして、はやく元本を減らしましょう。それだけで支払う利息の総額に大きな差が生まれますよ。

これからローンサービスの利用を検討する方は、できるだけ最高金利が低いローンを選択しましょう。

ただし、それだけで安心してはだめです。返済が始まったら、返済期間を短くするよう繰上げ返済を上手に利用しましょう。

ちなみに、『キャッシング会社の限度額 徹底比較。最も限度額の高い業者どこ?』では、大手ローンの限度額を比較しています。よかったらこちらもあわせてお読みください。

【この記事の筆者】
正岡 さな(仮名)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元外資系経営コンサルタント、現在は2児の母をしながら在宅フリーランスで働く。得意分野は「お金」。好きなものも「お金」。売る側の論理ばかりが多いキャッシングに関する情報を、買う側の視点から徹底解説します。

カードローン申込数ランキング

今日中にお金を借りたい人に、一番選ばれているカードローンは?

同じテーマのログ(記事)ランキング

人気のログ(記事)ランキング

同じテーマの記事の一覧

カテゴリ一覧

キャッシングの基礎
ローンの基礎知識
キャッシングの体験談
注目の特集
レビュアーによる検証
債務整理体験談
全国各地のむじんくん(自動契約機)の詳細情報